空調機器に指定以外の冷媒ガスの使用は
震災でエネルギー問題が深刻化する中、
空調設備に関する省エネ意識も非常に高くなってきています。
近年、一部の業者が「省エネ」をうたい文句に
エアコンの冷媒ガスを指定以外のものに入れ替えたり、
メーカー指定以外の部品を追加したり改造するなどのケースがあります。
もし、このようなことが実際に行われた場合、メーカーの保証対象外になってしまいます。
また、大事故につながる可能性や法令違反になる可能性も十分考えられます。
具体的なケースとしては…
◎プロパン系ガスへの入れ替え
プロパン系は可燃ガスという扱いになりますので非常にキケン!
一般的に普及しているエアコンは不活性のフルオロカーボン冷媒ガスを使用しています。
よって、可燃性ガスを想定した安全対策は全くされていません。
ですから、法令違反になってしまいます。
◎R134a系冷媒への入れ替え・メーカー指定以外の部品による改造
冷媒制御不調や不純物混入により、故障の原因になることがあります。
エアコンには、充填している冷媒ガスの種類と量を表示することが義務づけられており、
それ以外のガスの入れ替えは法令違反となることがあります。
もちろん、メーカー保証がきかなくなるのはいうまでもありません。
だから、みなさん!
こんな省エネ提案にはくれぐれもご用心を!!
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