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倉本和幸プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

エアコンが室温を感知するところは

倉本和幸

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テーマ:空調運転の疑問、一答涼暖!

「エアコンの設定温度は28℃」とよく言われますが、
エアコン本体が室温を感知するところをご存知の方は
少ないのではないでしょうか。

一般的に、2つに分けることができます。

まずはエアコンの吸込口付近。
わかりやすく言うと、
室内機でフィルターがついている部分です。



上の写真は、壁掛型エアコンの正面を開けて
フィルターをはずしたときのものです。
格子状の中をよく見てもらうと、
黒く細長い線みたいなやつが入っていますよね。
実は、これが温度センサー。
ここで室温を感知しているんです。

室内機にはいろんな形状の機種がございますが、
吸込口付近で感知するものがほとんどであると思います。

もうひとつは、ワイヤードリモコンです。



写真をご覧いただくと、リモコンの側面が
格子みたいになっているところがあります。
この中に温度センサーが組み込まれており、
室内機側かリモコン側かを選択設定することで
室温を測っています。
業務用エアコンに多いケースです。

温度センサーから得られる情報によって、
エアコンは運転していますので、フィルターなどが
汚れていたら冷房も効果的ではありません。

室温を感知する場所をご理解いただくことで、
効率の良い冷房運転をしてくださいね!


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http://www.kyoto-setsubi.co.jp/

◆◆エアコンの節電効果を上げる方法◆◆
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倉本和幸
専門家

倉本和幸(一級管工事施工管理技士)

株式会社京都設備

部屋や用途を正確に把握した上で、温度だけでなく、湿度、気流、空気清浄といった空調の質にまで配慮した提案を目指しています。また、空調設備の枠にとらわれない発想力で新たな価値の創造にも努めています。

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