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倉本和幸プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

エアコン室内機タイプ別の振れ止め対策は

倉本和幸

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テーマ:空調工事の疑問、一答涼暖!


エアコン室内機には設置の仕方で考えると、
大きく3つに分類できると思います。

それは壁掛・床置・天吊ですが、
それぞれの振れ止め対策はどうなるでしょう。

壁掛の場合、
取付板を壁面に固定し、そこに引っ掛けて取付けますので
壁面強度があれば問題ないでしょう。

次に床置の場合、
本体天板と設置壁面を利用した固定になります。
縦長のタイプであればメーカー付属品の固定金具で
取付けられていると思います。
高さがあまりなければ、床面に固定する場合もあります。

最後に天吊の場合ですが、
室内機が天井から露出して設置されているものと
天井内に本体がかくれパネルだけが露出するものが
あります。
しかしどちらも取付けかたは同じで、
天井内で固定された4本の棒でぶらさげています。
この棒が短ければいいのですが、
長ければ長いほど地震のときにはゆれる危険性が高く、
その固定棒がしなることのない対策を
とらなければなりません。

以上が地震を意識した振れ止め対策の概要ですが、
機器の振動による異音対策にも応用できますので
お気軽にお問い合わせください。

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倉本和幸
専門家

倉本和幸(一級管工事施工管理技士)

株式会社京都設備

部屋や用途を正確に把握した上で、温度だけでなく、湿度、気流、空気清浄といった空調の質にまで配慮した提案を目指しています。また、空調設備の枠にとらわれない発想力で新たな価値の創造にも努めています。

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