長い間使っていなかったエアコンの移設は
エアコン室内機には設置の仕方で考えると、
大きく3つに分類できると思います。
それは壁掛・床置・天吊ですが、
それぞれの振れ止め対策はどうなるでしょう。
壁掛の場合、
取付板を壁面に固定し、そこに引っ掛けて取付けますので
壁面強度があれば問題ないでしょう。
次に床置の場合、
本体天板と設置壁面を利用した固定になります。
縦長のタイプであればメーカー付属品の固定金具で
取付けられていると思います。
高さがあまりなければ、床面に固定する場合もあります。
最後に天吊の場合ですが、
室内機が天井から露出して設置されているものと
天井内に本体がかくれパネルだけが露出するものが
あります。
しかしどちらも取付けかたは同じで、
天井内で固定された4本の棒でぶらさげています。
この棒が短ければいいのですが、
長ければ長いほど地震のときにはゆれる危険性が高く、
その固定棒がしなることのない対策を
とらなければなりません。
以上が地震を意識した振れ止め対策の概要ですが、
機器の振動による異音対策にも応用できますので
お気軽にお問い合わせください。