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笠中晴司

交通事故のトラブルを解決に導く法律のプロ

笠中晴司(かさなかせいじ) / 弁護士

丹波橋法律事務所

コラム

相続に関する手続き~私の経験した一連の流れ(番外編)「納骨と位牌について」~

2017年9月13日

テーマ:相続

コラムカテゴリ:法律関連

コラムキーワード: お墓相続 手続き

私の親族に関する相続の手続きをこれまで紹介してきましたが,今回は,事務的な手続きでなく,納骨と位牌についての私の失敗談をご紹介します。

私は,父母の死亡時も含めて,何回か納骨等を経験していますが,何分,十数年前の話ですので,記憶に残っておらず,今回も初めてのような感覚でした。

まず納骨ですが,お墓のあるお寺で納経された後,お墓に納骨します。

納骨の際は,埋葬許可証を示す必要があるので,その用意をすることは以前ご紹介しました(葬儀屋さんが用意してくれました)。

そして,納骨は終了しました。

納骨の時点で,葬儀の際に作成され(これも葬儀屋さんが作成してくれます),それまで,お骨とともに祀っていた白木の位牌は,基本的には使用できなくなるということです(お寺さんが処分してくださるということでお預けしました)。

そのことは何となく,記憶にあったのですが,正式な漆の位牌についても,葬儀屋さんかお墓のあるお寺さんが用意してくれるものと勝手に思っていました。

その点をしっかりと確認しないまま,納骨を終え,帰宅しようとする時に,「あれ位牌は?」ということになりました。

そこで,お寺さんには聞きづらかったので,葬儀屋さんに確認すると「漆の正式なご位牌は,ご遺族の方が,仏具屋さんに注文して,ご用意いただくことになります」ということでした。

つまり,納骨を終えるまでに,仏具屋さんに別途注文し,用意しておかないといけなかったのです。

そこでようやく失敗に気づいた私は,ご位牌の注文をし,その出来上がりを待っている状態です(お仏壇には,残念ながら,今回亡くなった親族の位牌はまだ祀られていません)。

新仏さんには大変申し訳ない想いをしているところで,「何事も,思い込みはダメ」とあらためて認識しています。

この記事を書いたプロ

笠中晴司

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笠中晴司(丹波橋法律事務所)

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