コーチングと1on1は、同じではない。

太田英樹

太田英樹

テーマ:コーチングコミュニケーション



先日は京都で1on1。
私の感覚としては、時間はかかっていますが、確実に少し進んだと思っています。

1on1とコーチングは違います。
私は、1on1の中でコーチング的アプローチをしているので、似ていると言えば似ていますが、厳密に言えば違います。

コーチングセッションは、クライアントご自身が、悩み事や相談事があって、それを解決するため、ヒントを得るため、行動のきっかけにするために、自らお金を出してセッションを受けます。

私がやっている1on1は、会社法人の依頼に基づいて、その法人の管理職や社員さんにセッションを行います。

簡単に言うと、コーチングは依頼主とセッションを受ける人が同じにのに対し、1on1は依頼主とセッションを受ける人が違う。
ゆえに、ほとんどの場合、本音が話せる「環境づくり」から始めます。

初回の冒頭に、なぜ私が来ているのか、私はあなたとどんな話がしたいのか、どこに向かうのかを、私の口から説明します。
事前に、上司の方から説明するかどうかはお任せしていますが、ほとんどの場合、「とにかく話してみて」という程度で、1on1の場に送り出されています。

私はそれでいいと思っています。
事前にあれこれ説明があると、思い込みを誘発しやすくなりますし、事前に考えて答えを用意してきてしまいます。
そうなると、その場を乗り切るためだけのやり取りになってしまい、本音も出てこないし、気づきも生まれません。

今まで何百人もの1on1をしてきて、期間の差はあるものの、95%以上の確率で何らかの気づきが生まれています。
正直にお伝えして、数人だけ、どうしてもうまくいかず中止したケースがあります。
私との相性、コーチングとの相性などもありますし、実はうまくいかない人の共通点もあったりするんですが、それを書いてしまうと、いろいろ誤解が生じても困るので書きません。

そもそも、コーチングを受けたいと思っている人たちではないので、純粋なコーチングアプローチではうまくいきません。
なので、この仕事を始めたころは、とても苦労しました。

話すつもりがない人と話して、話を引き出し、最終的にご本人が前に進む勇気をもってもらい、法人依頼主の納得感も得る、そういうゴールに着地するために、持てる力や知識を総動員してましたから。

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太田英樹
専門家

太田英樹(コーチングコミュニケーション講師)

株式会社インサイトハウス

介護福祉業界を中心に人材育成と事業支援で多くの実績あり。アドラー心理学ベースのコーチングコミュニケーション研修により、社内コミュニケーションの円滑化、人材定着率や顧客満足度向上、事業成長に繋げます。

太田英樹プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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