やってしまいがちな「〇〇泥棒」
「背中を押すつもり」が、足を引っ張っていないか
「社員の足を引っ張る上司」、「社員の頭を押さえつける上司」は良くないことはわかると思いますが、「社員の背中を押す上司」をやってるつもりが、足を引っ張ったり、頭を押さえつけているになってしまっていることに気づかないことも多い。
なんで、そんなことになるのか、なぜ気づかないのか。
それは、「自分目線」で見ているから。
社員に頑張ってほしいんですよね?
社員に成果をあげてほしいんですよね?
そのために何が必要かを考えて関わるのが上司なんですが、その時に自分目線で考えてしまうと、勘違いや思い込みが発生します。
頑張るのは社員さんです。
なので、社員さんが頑張るために何が必要なのかは、社員さんの目線に立たないと見えてきません。
「◯◯があれば頑張れるはずだ」と、自分目線での思い込みをすると、社員さんにとっては、足を引っ張られるように感じたり、頭を押さえつけられているように感じます。
そうなると、自分は部下のためにこんなにも考えているのに、なぜ部下は頑張らないんだ?と思えてきたり、頑張らない部下を責めたり、部下の成長を促せない自分を責めてしまう。
自分の経験や実績に基づく、「こうすべきだ」という思い込みを手放し、『色メガネ』を外して、社員になりきって考えてみてください。
社員になりきるなんてできるわけがない、と思っている方は、それだけ部下を見ていないということ。
部下になりきれるくらいに、部下の関心事に関心をもって、よく見て。
私がコーチングを学んでいたとき、平本あきお師匠の言動、表情、しぐさを徹底的に観察しました。
介護の現場にいたころ、次にどんな行動をとるか予測できるくらい、認知症の利用者さん1人1人を徹底的に観察しました。
そこまでするから、相手がどう思うか、どう考えるかがわかってくるんです。
日々の業務で手一杯なのに、そんなことまでしてられない、と思うかもしれませんが、
それをやらないことで、いつまで経っても結果が変わらないのであれば、やるべきだと思います。
上司が変わる努力をしないのに、部下に変わる努力を求めるのって、自分勝手だし、そんな楽な選択で組織は良くならないと思っています。



