会議が機能するための条件

太田英樹

太田英樹

テーマ:組織改革

議論するのは大事なことだと思います。

ただ、組織において、どちらが正しいか間違いか、どちらの勝ちか負けか、

どちらが上か下かを言い合うのは、あまり意味がないと思っています。

そもそも、どうやって売上をあげるのか、利益を出すのか、

生産性を上げるのか、に正解があるなら、

世の中の会社が赤字になることはないですよね。

誰にも正解がわからないから、考えるし、議論するし、行動する。

大切なのは、その議論の目的は何で、どこがゴールなのか、ということ。

一言で会議と言っても、その目的もゴールもそれぞれ違いますが、

多くは、答えを出して、決まったことを行動に移すことが大事なはず。

人生経験も、社歴も、成功体験も失敗体験も、価値観もみんな違う者同士が

集まって話し合ってるんですから、全員が「それが正解だ」

と全面的に納得できる答えになんて、そうそう辿りつかない。

「何が正解かはわからないけど、とりあえずコレからやってみよう!

うまくいかなかったら、また考えよう!」

というゴールに向かって話し合うのが、会議です。

最終的なゴールが不明確だったり、ゴールは明確でも、

全員の納得感がなく、実行されないのでは、会議として機能していない。

会議が機能するための条件

1.全員が当事者として参加すること

2.ゴールに向かうための舵取り(ファシリテーション)できる人がいること

2.が機能していれば、1.もクリアできたりします。

できるファシリテーターは、全員を巻き込むことができる。

大手企業では、ファシリテーションを外注し、

専門家に任せるところもあります。

それくらい、会議の進行は難しく、かつ重要だということ。

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

太田英樹プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

太田英樹
専門家

太田英樹(コーチングコミュニケーション講師)

株式会社インサイトハウス

介護・福祉業界を中心に人材育成と事業支援で多くの実績あり。アドラー心理学ベースのコーチング研修により、社内コミュニケーションを円滑化のみならず、人材定着率や利用者満足度を高め、事業の成長につなげます。

太田英樹プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

介護業界をコーチングコミュニケーションで幸せにするプロ

太田英樹プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼