アドラーの「横の関係」
今でこそ、休みがなかろうが、徹夜になろうが、
自分にとって必要だからやっているし、いちいち気にしたことはない。
じゃあ、20代のころがどうだったかと言うと、
遊んだり、サッカーしたりする時間を確保したいと思っていたので、
休みや終業時間が気になっていたし、なんなら、
仕事に集中していない時だってあったと思う。
比較的若い時に管理職に就いたので、早い段階で、
一定の責任感をもつようにはなったものの、
自分の仕事の足手纏いになるようなスタッフには
嫌悪感をもったりしたこともあるし、それで失敗したこともある。
そういう経験をしてきたからこそ、30代では修正もしたし、
それでもまた失敗し、また修正する。
そうやって今に至っています。
人によって多少違いはあっても、
多かれ少なかれ似たような経験をしているのではないでしょうか。
そんな経験をしてきたから、今では最短距離がわかる。
どうすればうまくいくかがわかる。
で、それを後輩や部下に指導するわけですが、うまく伝わらない。
失敗するであろうやり方を選択しているのを見て、
なんでわからないんだと歯がゆい思いをする。
私たちは、経験からその選択が失敗になる可能性が高いことを学んでいる。
でも、後輩部下は、その失敗経験がないから、
いくら説明されても実感がない。
じゃあ、どうすればいい?
自分目線ではなく、相手目線で伝え方を工夫する。
それでも伝わらないなら、失敗によるリスクが最小限で済むように、
そっとフォローしてあげる。
それくらいでいいと思う。
私も若い頃は上司の言うことを素直に聞いてなかったし、
それでも、取り返しのつかないような事態にならなかったのは、
上司が陰でフォローしてくれていたんじゃないかな、と思います。
そうやって、経験を積ませてあげることも、上司の役目だと思います。



