「向き合う」ではなく「寄り添う」

太田英樹

太田英樹

テーマ:コーチングコミュニケーション

同僚の1on1をしていて、あらためて「私が日ごろやっていること」を認識します。

よく、

「自分と向き合う」とか「問題に向き合う」

って言いますよね。

私の場合、もう何年も「自分と向き合う」をやっていません。

というか、

やりません。

それは、見方によっては、「目を背けている」ように映るかもしれませんが、

私としては、それもまた違います。

例えば、「自分はどう行動すべきか」を考える局面があったとして、
「自分と向き合う」というのをやると、

「◯◯しなきゃいけない」

が出てきてしまう。

「向き合う」とは、評価判断分析モードに突入するということ。

正解ありきで自分にそれを強いる形。

それがモチベーションになる人は、それでオッケー。

でも、

「◯◯しなきゃいけないのに、できない」

となる人は、「すべき」ではなく、「したい」を引き出す必要がある。

そのためには、「向き合う」ではなく、「寄り添う」が大事になる。

なので、私は
「自分と向き合う」ではなく、
「自分に寄り添う」をやります。

どんなに原因追求しても、

どんなに高尚な志をもっても、

どんなに正しい理論理屈であっても、

行動しなければ何も変わりません。

行動を起こすために、「動機」が必要になります。

「◯◯しなきゃいけない」

が動機にならない人は、

「◯◯したい」

が動機になるかもしれない。

その動機を引き出すのに必要なのは、

「向き合う」ではなく、「寄り添う」です。

自分に寄り添って、

「どうしたい?」

「どんな未来にしたい?」

と聴いてあげてみて。

実現するための行動が出やすくなるから。

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Mybestpro Members

太田英樹
専門家

太田英樹(コーチングコミュニケーション講師)

株式会社インサイトハウス

介護・福祉業界を中心に人材育成と事業支援で多くの実績あり。アドラー心理学ベースのコーチング研修により、社内コミュニケーションを円滑化のみならず、人材定着率や利用者満足度を高め、事業の成長につなげます。

太田英樹プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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