自分事にできるかどうか

太田英樹

太田英樹

テーマ:組織改革

家庭でも職場でも、組織の中でコミュニケーションがうまくいかないとき、人間関係が良くないとき、
他の誰かに原因があると思ってしまうことないですか?

私もそうなってしまうことはあります。

でも、誰かのせいにしていると、永遠に解決しない。

いや、その原因と思われる人が組織からいなくならない限り、解決しない。

なぜなら、他人の思考や言動は変えられないから。

もっと言うと、その原因の人がいなくなったとしても、別のまた原因が出てきます。

コミュニケーションの構成要因は、相手と「自分」です。

たとえ相手のコミュニケーションの取り方に問題があったとしても、
多かれ少なかれ、自分自身も影響しているんです。

コミュニケーションを良くする第一段階は、

「他人事にしない」ことです。

「自分のせいにする」わけではないですよ。

「自分事にする」んです。

相手がどうするかは相手の問題ですが、自分にも何かできることはあるはずです。

他人事にしてしまうと、自分は行動しなくなります。

コミュニケーションがうまくいかないのは、相手の問題であるのと同時に、自分の問題でもある、と認識することが大事。

その上で第二段階は、

「自分は何ができるか考える。」

何度も書きますが、相手がどうするかは相手の問題です。

自分に何ができるか考える。

「元気に挨拶する」でも「笑顔でいる」でもいい。

「コミュニケーションをとるように心がける」という抽象的なものではなく、
「具体的な行動、できる行動を決める」ことが大事。

そして、最終段階は、

「よし!やろう」

決めたことを実行する。

この3ステップで、変化が起こります。

「自分はやっているけど、相手が歩み寄らないから変わらない」

と思ってしまいますよね。

自分1人でも行動することが大事。

世界の多くの変革、革命は、1人の行動から始まっています。

坂本龍馬もガンジーも、1人から国を変えました。

一介の脱藩浪人だった坂本龍馬は、なんの根拠もないのに「この国を変える」と信じていたんです。

で、実際に大きな功績を残しました。

1人だから変わらない、1人でも変えられる、どちらも思い込みです。

どうせ思い込むなら、プラスの未来に近づく思い込みをしたほうがいい。

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太田英樹
専門家

太田英樹(コーチングコミュニケーション講師)

株式会社インサイトハウス

介護・福祉業界を中心に人材育成と事業支援で多くの実績あり。アドラー心理学ベースのコーチング研修により、社内コミュニケーションを円滑化のみならず、人材定着率や利用者満足度を高め、事業の成長につなげます。

太田英樹プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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