- お電話での
お問い合わせ - 080-2439-9816
コラム
誰も悪くない
2023年3月30日
自分を責めるくらいなら、まだ他人を責めるほうがいい。
とはいえ、責められる相手も困るので、できれば誰も責めてほしくない。
本心でそう思っています。
誰が正しい、誰が間違っている、
何が良くて、何が悪いか、
どっちが上か下か、
私にとってはどうでもいいこと。
誰かが責めるから、責められないように防御したり、責任転嫁したりする。
素直では生きていけない、とどこかで学んでしまったから、虚勢を張ったり、嘘をついたり、誰かを蔑めたりして、自己防衛する。
アドラーいわく、
「人の悩みはすべて人間関係である」
営業ノルマが達成できない、
試験の結果が悪い、
とかも、それそのものより、その結果により誰かから何か言われたり、思われたり、もしくは誰かの期待を裏切ることがイヤだから落ち込む。
ほとんどが人間関係に起因する。
でも、その人間関係を構成している構成要因の一つは、自分自身。
他人や環境は変えることができなくても、自分自身は変えることができる。
自分自身のモノの見方、捉え方は変えることができる。
この1年、関わらせていただく法人さんが急激に増えたことで、
関わらせていただく管理職、スタッフさんの人数はその数十倍増えました。
直属の上司や経営者の皆さんから見れば、足りないところやダメなところが目につくんでしょうけど、
私から見たら、素晴らしい可能性の塊、まさに人財にしか見えない。
私の仕事は、全力で目の前の人の味方になること。
「頑張れ」とは言わない。
「頑張ってるよね」と言う。
「ここができてないよ」とは言わない。
「あれができたよね」と言う。
人は、そこが自分の居場所だと安心できれば、リラックスして力を発揮します。
緊張が必要な人もいますが、リラックスすることで力を発揮できる人もいる。
管理職として大事なのは、部下が力を発揮できるシチュエーションをしっかりと見極めて、その環境をつくってあげること。
そのためには、部下の個性、興味に関心をもってあげて。
現場で頑張っている皆さんは、自分を責めないで。
自分自身が一番の自分応援団になってあげて。
関連するコラム
- フォーカスを変える 2022-09-26
- 組織を変える!社風を変える!リーダーとは 2022-05-20
- 伝わり方を変えるために 2022-07-22
- 良い噂を流す 2022-12-07
- 自分の人生の「主人公」として生きる 2022-06-07
コラムのテーマ一覧
カテゴリから記事を探す
太田英樹プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
※休日でもお電話OK
※講義中などの場合、折り返しお電話させていただきます
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。