先に感情をつくる

太田英樹

太田英樹

テーマ:コーチングコミュニケーション

イヤなことが続いたりすると、

「なんだか巡り合わせが悪いな」

とか、

「運が悪い」

とか思ったりします。

で、そこに意識が向くと、さらにイヤなことが起こる。

そして、

「やっぱり、運が悪い」

と、疑念が確信に変わっていきます。

それにより、さらにイヤなことばかりに意識が向くようになります。

もっと単純に言うと、

カレンダーを見て、今日は仏滅だと認識したり、

テレビの「今日の運勢」を見て、◯◯座は最下位だと認識するだけでも、

悪いことに意識が向いて、本当に悪い日になります。

これを「引き寄せの法則」といいます。

じゃあ、「今日は大安」だと認識したら、イイことばかり起こるかというと、そうでもない。

これは、「イイことが起こってほしい」という認識になり、
「とはいえ、悪いことが起こるかも」が頭の片隅にあるので、結局悪いことに意識が向く。

じゃあ、どうすればいいのか?

「イイことが起こって、楽しい気分になっている」そんな未来をありありと描いてしまい、その気分を味わう。

いわゆる、「予祝」です。

「出来事が起こる→感情が動く」

というサイクルを、

「先に感情を作る→その感情に見合う出来事が起こる」

に変えてしまう。

大事なのは、コレを無意識にやってしまうこと。

それがとても難しい。

意識すればするほど、人間は、マイナスを考えるようにできています。

私たちの遺伝子の中に、

「もしかしたら危険があるかも」というリスクヘッジ機能が備わっています。

なので、意識的にではなく、無意識に「予祝」ができたら、人生が超ハッピーになります。

難しいですが、出来た方ほうがいいなぁと思います。

だって、他人や環境に感情を振り回されるのって、しんどいですよね。

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太田英樹
専門家

太田英樹(コーチングコミュニケーション講師)

株式会社インサイトハウス

介護・福祉業界を中心に人材育成と事業支援で多くの実績あり。アドラー心理学ベースのコーチング研修により、社内コミュニケーションを円滑化のみならず、人材定着率や利用者満足度を高め、事業の成長につなげます。

太田英樹プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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