主体論
イヤなことが続いたりすると、
「なんだか巡り合わせが悪いな」
とか、
「運が悪い」
とか思ったりします。
で、そこに意識が向くと、さらにイヤなことが起こる。
そして、
「やっぱり、運が悪い」
と、疑念が確信に変わっていきます。
それにより、さらにイヤなことばかりに意識が向くようになります。
もっと単純に言うと、
カレンダーを見て、今日は仏滅だと認識したり、
テレビの「今日の運勢」を見て、◯◯座は最下位だと認識するだけでも、
悪いことに意識が向いて、本当に悪い日になります。
これを「引き寄せの法則」といいます。
じゃあ、「今日は大安」だと認識したら、イイことばかり起こるかというと、そうでもない。
これは、「イイことが起こってほしい」という認識になり、
「とはいえ、悪いことが起こるかも」が頭の片隅にあるので、結局悪いことに意識が向く。
じゃあ、どうすればいいのか?
「イイことが起こって、楽しい気分になっている」そんな未来をありありと描いてしまい、その気分を味わう。
いわゆる、「予祝」です。
「出来事が起こる→感情が動く」
というサイクルを、
「先に感情を作る→その感情に見合う出来事が起こる」
に変えてしまう。
大事なのは、コレを無意識にやってしまうこと。
それがとても難しい。
意識すればするほど、人間は、マイナスを考えるようにできています。
私たちの遺伝子の中に、
「もしかしたら危険があるかも」というリスクヘッジ機能が備わっています。
なので、意識的にではなく、無意識に「予祝」ができたら、人生が超ハッピーになります。
難しいですが、出来た方ほうがいいなぁと思います。
だって、他人や環境に感情を振り回されるのって、しんどいですよね。