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コラム

もがいてもいい、立ち止まってもいい

2023年8月5日

テーマ:コーチングコミュニケーション

コラムカテゴリ:ビジネス

かの天才打者、イチローさん。

野球に詳しくない人でも、イチローさんが凄いバッターだということは知っていると思います。

そのイチローさんの生涯打率は確か3割5分3厘(だったと思います)。

100回打席に入って、35本のヒットやホームランを打つ計算です。

逆に言うと、65回は凡退しているということ。

65回の凡退の上に、35本のヒット・ホームランが積み上がっているわけです。

さらに、そのイチローさんも、時期によって打ちまくる時もあれば、まったく打てない時もありました。

よく言われていたのは、「イチローは春先は調子が良くない」

春先は打率1割台なんて時もありました。

どんな天才でも(イチローさん自身は、天才と言われるのは好きではないそうです)、
ずっと結果を出せるわけではないし、上がる時もあれば、下がる時もあります。

コーチングの師匠、平本あきおさんは、オリンピック選手や、プロ野球の監督のコーチをされています。

一流のアスリートだって、メンタルコーチのサポートを受けて、できる限り最高のパフォーマンスを発揮できるようにしています。

そう考えると、私たち一般人が調子を落としたり、悩んだり、ヤル気がなくなったりするのは自然なことです。

大事なことは、
自分を信じ、周りを信頼し、あきらめないこと。

ダメな時は、もがけばいい。

もがいてもダメなら、立ち止まってみてもいい。

今はそんな時期なんだと受け入れ、次に歩き出す、走り出すタイミングを見極めればいい。

何か悪い結果が出たとしても、
そこであきらめたら「失敗」かもしれないが、
あきらめさえしなければ、それは「成功するためのプロセス」になる。

イチローさんの昔のインタビューなどを見ていると、

調子が良くても慢心せず、
調子が悪くてもあきらめず、
常に「もがいていた」ことがよくわかります。

あの天才がもがいて、もがいて、28年間走り抜けた。

私たちも、もがいていい。

あきらめずに、もがき続けよう。

この記事を書いたプロ

太田英樹

介護業界をコーチングコミュニケーションで幸せにするプロ

太田英樹(株式会社インサイトハウス)

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