どんな組織にしたい?

太田英樹

太田英樹

テーマ:組織改革

例えば、

休日前に、隣席の同僚が電話していて、電話相手の都合で休日出勤になったとします。

そして、そのやりとりが、あなたの耳に入ったとします。

例えばですからね。

あなたは?

1.その電話のやりとりも知らないし、自分には関係ないし、そもそも聴いてないし、と無関心。

2.聴いてたけど、同僚が決めたことだから、自分がとやかく言うことでもないし、静観。

3.「相手の都合に合わせてたら休めないよ。ちゃんと言うべきことは言わないと」とアドバイスする。

4.「出勤するのは自由だけど、休日出勤手当はつかないからね」とクギをさす。

5.「仕事のコントロールもできないなんてバカだなぁ」と、口に出さないまでも、見下す。

6.「休日出勤なんて大変だねぇ」と同情してあげる。

7.「明日出勤するの?どうかした?」と声をかけて、話を聴く。

8.「◯◯さんにも都合があるでしょうに、相手に合わせてあげる姿勢、見習おうと思います。ありがとう」と、声をかける。

さぁ、何番のやりとりがある組織の雰囲気がいいんでしょうね?


1と2は、無関心。互いに、自分の仕事をしていればいい、殺伐とした雰囲気になります。

3から6は、自分目線。相手に関心はもっているけど、自分目線でジャッジしている。
口に出せばモメるし、出さなくても空気感で互いに感じる。

8は、多少自分目線だけど、相手への勇気づけの言葉があることで、「自分だけが頑張っている」感が軽減される。

7が、相手の関心に関心をもつ姿勢。
もしかしたら、相手はイヤイヤ休日出勤するのかもしれないし、逆かもしれない。どんな思いなのかに関心をもって聴くことが大事。

1から6の組織が、7や8の雰囲気に変わったら、イイと思わない?

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太田英樹
専門家

太田英樹(コーチングコミュニケーション講師)

株式会社インサイトハウス

介護・福祉業界を中心に人材育成と事業支援で多くの実績あり。アドラー心理学ベースのコーチング研修により、社内コミュニケーションを円滑化のみならず、人材定着率や利用者満足度を高め、事業の成長につなげます。

太田英樹プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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