言葉で未来が変わる
私が初めてコンサルとして活動し始めたころ、世の中に介護事業コンサルタントと呼ばれる人はほとんどいませんでした。
もちろん、私がパイオニアではないと思いますが、
ネット検索しても同業者が検索結果にあがってくることはなかったので、ローカルでの活動をしている人しかいなかったと思います。
なので、当時からブログやSNSを活用していた私には、全国からの相談がありました。
今では、大手コンサルファームを始め、多くの介護事業コンサルタントが活躍されており、
私自身も、個人事務所を閉めてしまい、今の会社に所属するようになり、
もともとのWEBサイトも放置状態でしたから、SEOがゼロベースに戻ってしまったことも重なり、
検索結果もかなり下位になってしまい、昔にくらべて問い合わせは激減しました。
それはそれで、選ぶ側の選択肢が増えたわけですし、いいことだと思っています。
それはそうと、
正解を教えてくれるコンサル
失敗を教えてくれるコンサル
どちらのコンサルがいいと思います?
圧倒的に多いのは、正解を教えるコンサルです。
特に、大手のコンサルさんには、たくさんのサンプルから得た、「一番正解に近い」答えをもっています。
個人レベルのコンサルさんの場合、経験が少ないので、ご自身のやり方を唯一の正解として伝える方もいます。
何が良い悪いではないですが、
介護、福祉事業運営に、唯一の正解なんてありません。
地域性を始め、ありとあらゆる事情が絡んできますし、制度改正や社会情勢の変化も考えると、
刻一刻と正解は変化すると言っても過言ではありません。
そんな中で、その都度正解だけを教えるコンサルのもとでは、そのコンサルがずっと付いていないと業績が上がらない、ということになります。
なので、何が失敗かを知って、失敗を避けながら、どこに正解があるかを自ら考えるようにならないと、コンサルから卒業できません。
コンサル側からすれば、ずっと契約していてもらおうと思えば、前者のやり方のほうがいいんでしょうけど、
私は後者のやり方をやってきました。
私のもとで学んでくれた経営者さんや、管理職の皆さんが全国で活躍してくれています。
今は、コーチングコミュニケーションをメインにしているので、積極的にコンサルの仕事を増やそうとはしていませんが、
コンサルそのものにもコーチングを絡めていきますので、必要な法人事業所さんには対応させていただいています。