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コラム

「聴く」ということ

2022年11月3日

テーマ:コーチングコミュニケーション

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 企業研修人材育成 研修会話術

「聴く」って大事ですよって話をすると、

「私は聴いてるよ」

と言う方がいます。
素晴らしい!

ちゃんと聴くことを意識してコミュニケーションをとれるのは、本当に素晴らしいこと。

さらに良くするために、

「聴いてるよってことが、相手に伝わるようにメッセージを出す」

ができれば、さらに素晴らしい。

先月からあらたに法人さんとの顧問契約をさせていただき、各部の会議に出席させていただきました。

介護業界、特に管理職や相談職の方は、高齢者とそのご家族だけでなく、いろんな専門家とのコミュニケーションが必須になってきます。

高齢者ご本人にも、ご家族にもそれぞれ思いがあり、
各専門家にもそれぞれ異なる見解がある。

それらをすべてクリアするケアはなかなかない。

あちらを立てれば、こちらが立たず、
なんてことは日常茶飯事ですよね。

また、話が長い人、同じ話を何度もする人、すぐキレる人などなど、いろんな方の話を聴いていたら、うんざりしてきますよね。

それでも、仕事だから頑張って対応している。

そんな皆さんがたくさんいます。

それゆえに、相手の話を聴いてるつもりでも、相手にそれが伝わらない、ということが多々起こります。

簡単に言うと、

「聴いてもらった感じがしない」

「納得感がない」

ということ。

では、相手に、聴いてるよって伝えるメッセージとは?

その一つが、

しっかりリアクションすることです。

「ふーん」「へぇー」「あ、そう」も悪くはないですが、

1.表情をつけて

2.しっかりうなずいて

3.ふーん、へぇ以外のあいづち

で、リアクションする。

これだけで、相手の「話を聴いてもらった感」がまったく変わります。

この記事を書いたプロ

太田英樹

介護業界をコーチングコミュニケーションで幸せにするプロ

太田英樹(株式会社インサイトハウス)

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