指導する側、される側
有言実行
不言実行
初志貫徹
朝令暮改
などなど、世の中にはいろんな言葉があって、捉え方もさまざま。
例えば、
「歴史に学ぶことが大事だ」
と言う人もいれば、
「既成概念にとらわれない新しい発想が大事」
という人もいる。
なんなら、同じ人が朝と夜で言うことが変わることだってあります。
置かれている状況が変われば、出てくる言葉も変わって当然なので、それ自体はイイんですが、
聴く側の立場に立ったときはどうでしょう?
「おいおい、朝は真逆のことを言ってたじゃないか」
って思います。
話し手からすれば、「朝とは状況が違う」ということなんですが、
事情がわからない聴き手にとっては、「いい加減なことを言う人」にしか見えない。
会社組織において、経営者、上司が伝えたいことは、社員に伝わってこそ生きてきます。
どれだけ会社の経営改善のためであっても、どれだけ社員のためを思ってのことでも、
社員がそう受け取らなければ、士気を下げたり、生産性を下げることにつながります。
じゃあ、どうしたらいい?
経営者目線、上司目線、自分目線で、伝えたいことが明確になったら、
社員目線、部下目線、相手目線になって、その伝えたいことを聴いてみて。
どの程度伝わってますか?
それによって、伝え方を変えてみる。
そうすれば、同じ話でも、伝わり方が全然違ってきますよ。