なぜコーチングなのか
自分が使う言葉
「私たちは、自分が使う言葉でできている」
誰の言葉だったか忘れましたが、ずっと耳に残っています。
私たちが口にだす言葉を、一番聴いているのは、自分自身の脳です。
なので、自分の脳は、自分の言葉に強い影響を受けています。
相手や周囲に向けて発した言葉も、自分自身に一番影響を与えています。
つまり、
イイ言葉を使っていれば、脳にイイ影響を与えるし、
悪い言葉を使っていれば、脳に悪い影響を与える。
私は、他人の悪口や愚痴を言わないようにしています(以前は言ってました)。
相手を否定するような言葉を言う時があっても、言葉を選ぶようにしています。
これを人に伝えた時に返ってくるのが、
「形だけそんなことをしても意味がない」
です。
でも、実は意味はあるんです。
脳はだまされやすくて、形だけでもやっていると、脳はだまされてくれます。
「私は今イイ状態だ」
と思い込んでくれます。
行動が思考と感情に影響してくれるんです。
ボランティアを偽善だと言う人がいますが、偽善でも、やることに意味がある、のはこういうことかもしれません。
以前、芸能人の武井壮さんが、
「変わりたいと思ったときに、ウソでもいいからイイ行動をするようにした。そこから人生が変わった」
という動画をあげていらっしゃいました。
ウソでもいいから行動を変えてみる。
素晴らしいなと思います。
気づいた人がそうするだけでも、世の中ずいぶん変わりますよね。
最近は、その前に
1.今の自分に気づく
2.その自分を受け入れる
3.どう変わったらいいか未来像を描く
の手順が必要だなとつくづく感じています。
この3つの手順をすっ飛ばして
「あなたは間違っている!変わりましょう!」
っていくら訴えても、何も変わらない。
「自分の言葉で作られている」からこそ、
どんな場面でも、自分の言葉を意識しています