「企画書のたまご」をメモしておく【芸術家・パフォーマーの助成申請のヒント5】
マイベストプロ京都では、芸術家やパフォーマーが新型コロナ関連の支援制度を利用するための書類を作る際に役に立つようなコラムを掲載しております。
私は大道芸大会の運営などを通じて書類の審査をする側、される側の両方の立場を経験しました。今後充実してくるフリーランスの芸術家・パフォーマー向けの支援制度に応募する書類を書く際に、少しでもお役に立てればと思っております。
今回は、
書類に書く内容がまとまらない時は、アウトラインという機能を使うと便利
というお話です。
書類に盛り込む内容を先に決めてしまう
様々な申請の書類を書く際に、いったい何を書いたらいいのか悩んでしまうかもしれません。そのような場合は、
・文章を書き始める前に、入れなければならない項目をピックアップしておく
のがコツです。
たとえば、公演などの企画・事業の詳細を書く項目がある場合、
・事業の目的
・事業の内容
・実施手段
・スケジュール
・その他…
といったように、入れるべき項目を先に洗い出しておきます。
項目をピックアップする際は、紙に書き出す程度で十分です。
アウトライン機能が便利
書類に書く内容をリストアップした後は、読みやすいように構成をまとめていきます。構成をまとめる際には、「アウトラインプロセッサー」を使うと便利です。
アウトラインプロセッサーという言葉を初めて聞く人も多いかもしれませんが、「ワード」には、「アウトライン」という機能が標準掲載されています。
上の写真のように、本や論文の目次のような雰囲気で、文章の骨格案を簡単に作ることができる機能です。ちなみに、このコラムもワードのアウトラインを活用して書いています。
ワードのアウトライン機能以外にも、専用のアウトラインプロセッサーもあります。
マインドマップでも代用できます。
アウトラインの代わりに、マインドマップを使うこともできます。このコラムの一番上の写真は、マインドマップの無料アプリ「Xmind8」を使用しています。
ワードのアウトラインに比べると操作に慣れるまで少し時間がかかりますが、ビジュアル的にもわかりやすく、慣れたらマインドマップの方が使いやすいです。
書類を作るのはなかなか大変で、心が折れそうになることもあります。アウトラインやマインドマップなどの便利なツールを活用して、苦労が少しでも減る人が増えればよいなと思ってコラムを書きました。
このコラムも、アウトライン・マインドマップの活用で20分で書けています。ぜひ一度試してみてください。
大道芸人たっきゅうさんへの講演・執筆のお問い合わせはこちら
「笑いと健康」などをテーマとした講演会・研修会のご案内はこちらです。
https://www.humor-therapy.com/
雑誌など各種メディアでの執筆のご依頼も受け付けております。
原稿の雰囲気を知りたい方は、私が運営する情報サイトをご参照ください。
https://laugh-and-health.com/