点か丸を足すゲーム(ホワイトボードのレクその2)【高齢者施設・交流サロンのレクリエーション9】

田久朋寛

田久朋寛

テーマ:知的ゲーム(高齢者レクリエーション)

第8回に引き続き、ホワイトボードを使う集団レクリエーションとして行えるゲームをもうひとつ紹介します。このゲームは私も寿大学など高齢者を対象とした講演会で何度も行っています。

点か丸を足すゲーム


点か丸を足すゲーム

様々な単語から濁音(点)と半濁音(丸)を抜いた言葉をホワイトボードに書き、点か丸を足して元の単語に戻すゲームです。例えば、

ひーまん→ぴーまん(ピーマン)
たいしょうふ→だいじょうぶ(大丈夫)

といった感じで何問正解できるかに会場の全員で挑戦します。ルールはシンプルですが、国語辞典を用いて無限に問題が作れるため、定期的なレクリエーションのバリエーションに向いたゲームです。

進行のポイント


ホワイトボードがなくてもできそうなゲームですが、ただ口頭でしゃべるだけでは、聞き逃したときにゲームに参加できなくなるので、ホワイトボードを用いて文字を書いた方がよいと私は考えます。なお、私は大きな会場でこのゲームを行う際はパワーポイントを使用しています。ホワイトボードが使えない場合、スケッチブックなどにあらかじめ問題を書いておいてもよいでしょう。

時々少し難しめの問題を入れておくと会場に笑いが起きます。例えば、

はは

という単語の正解は「ぱぱ(パパ)」です。(ばば(馬場)でも間違いではありません)。このようなちょっと戸惑う問題を入れた時に

「ばばあだと思った人はいませんか?」

といったコミュニケーションを取るようにすると、会場が盛り上がります。簡単な問題や難しい問題、ひっかけ問題を織り交ぜて、メリハリをつけると楽しくなります。

お子さんの語彙力の発達にも役立つゲームですので、定番のバリエーションに加えることをぜひご検討ください。

※このゲームは、以下のサイトを参照して作成しました。
https://koureisya.jp/archives/3732

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田久朋寛
専門家

田久朋寛(セミナー講師)

大道芸人たっきゅうさん

大道芸人として13年のキャリアを持つ。老人介護施設や高齢者大学等で、大道芸とレクチャーとヨガをミックスした健康講演会「ユーモアセラピー」を開講。笑いの効果を生かし高齢者の心身の健康をサポートしている。

田久朋寛プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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