開放感バツグン!勾配天井のメリットデメリット
レンジフードとは換気扇とフードが一体化しているもののことです。換気扇には、プロペラファン・シロッコファン・ターボファンがあります。フードにはブーツ型・スリム型・浅型があります。
設置場所や予算、音の問題などを加味して、ご家庭に合った組み合わせを検討しましょう。
レンジフードの構造
レンジフードとは簡単にいえば、換気ファンの上にフードが覆いかぶさり一体化しているものです。しかし、レンジフードといってもその型や種類はさまざまです。
換気扇のタイプと特徴
換気扇部分は大きく分けると、直接排気するプロペラファンタイプとダクト排気式のシロッコファンタイプ、そしてターボファンになります。
従来の一戸建てではプロペラファンタイプが多く採用されていました。扇風機の羽根のような形状です。取り付けも簡単で換気量も多く、比較的安価です。ただし、気密性の高い建物には不向きです。
シロッコファンタイプは壁などに施されたダクトを通じて煙や湯気を排気口まで誘導します。ファンは幅の狭い花が数十枚付いている形状で、現在最も一般的です。取り付けの向きも自由で騒音も少なく、外部からの風の影響を受けにくくなっています。風量が小さいのと、価格が高めなのがデメリットです。
ターボファンは丸いファンの内部に大きな羽根が数枚上向きに取り付けられているものです。安価で掃除は楽ですが、吸い込み部分の面積が狭いので吸引力はシロッコファンより劣ります。
どのファンも一長一短でそれぞれの特性があります。設置する住まいが一軒家なのかマンションなのか。騒音はどの程度許容できるのか。予算はどのくらいか。
フードの種類と合わせて考えたうえで選びましょう。
レンジフードのタイプと特徴
・ブーツ型
多く普及しているタイプで、上下に広がった形状をしています。どんなキッチンにでも取り付け可能ですが、内部の部品が多く掃除は手間がかかります。
シロッコファン、プロペラファンが使われます。
・スリム型
凸凹がなくフラットな形状で、スタイリッシュな外観で人気を呼んでいます。ファンとフード本体が一体となり油汚れが付きにくく、内部にも継ぎ目や溝がないため掃除が楽です。
主にシロッコファンが使われます。
・浅型
天井が低い場所や凹凸があるところにも設置しやすいのが浅型タイプです。中の部品が多く、掃除はしにくいです。
シロッコファンなどが使われます。