裁判所からの事件依頼
弁護士の田沢です。
元裁判官による告発本が出るようです。私自身は,もともと出世欲もありませんでしたから,出世していく裁判官を見て「羨ましい」と感じたことはありませんでした。さっさと裁判所という舞台からも下りてしまいましたしね。退官を決断する際に「後悔することになったらどうしよう。」といった迷いが一切生じなかったことは,自分でも不思議です。裁判官の仕事は,国から収入が保障されているため,経験を積んで行くに従い,個々の事件に込められた当事者の苦悩などを理解していく心情が希薄化していくように思いますね。個々の依頼者から対価の支払を受けて事件を担当する弁護士とでは,やはり事件に対する思い入れが異なるのではないかと感じます。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38171
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