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コラム一覧:司法制度改革の弊害?
東京ミネルヴァ法律事務所の件
2020-07-08
弁護士の田沢です。弁護士法人東京ミネルヴァ法律事務所の解散について,代表者の懺悔告白なるものが掲載されています。決算内容を把握させてもらえないのに,どうして代表者になってしまったのかな?不可解と...
弁護士過剰
2018-01-26
弁護士の田沢です。大都市における弁護士の就職状況は改善したって,ホントかな?ということは,それだけの供給に耐えられる需要があるってことだけど,実感ないなあ。広告で競争に負けて,顧客を奪われて...
法テラスはブラック?
2017-04-18
弁護士の田沢です。法テラスというところは,弁護士をなんだと思ってるんだろう。これはちょっと酷くない?なんでそんなに弁護士をコキ使うの?こんなんじゃ,仕事に魅力を感じられなくなって,みんな離れ...
モンスター弁護士登場!
2017-02-22
弁護士の田沢です。「モンスター弁護士」なんて言葉も出てきてるんですね。そう言われないようにしないといけないんだけど,どこかで言われてたらどうしよう。http://diamond.jp/articles/-/113388当事...
平成28年度司法試験合格者
2016-09-07
弁護士の田沢です。今年度の司法試験合格者の発表がありました。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160906-00000011-resemom-life法科大学院経由ではなく予備試験経由の合格者が多くなっているようで...
弁護士,司法書士,行政書士の違い
2015-12-09
弁護士の田沢です。弁護士,司法書士,行政書士の違いについて,大阪弁護士会が表を作成しております。世間の皆様は,余りよくご存じないかもしれませんが,扱うことのできる業務の範囲に差がありますので,...
事件数の激減
2015-10-02
弁護士の田沢です。最高裁が出している司法統計によりますと,平成26年に地方裁判所で受理した訴訟事件の数は,平成22と比較して3分の2に落ち込み,破産事件に至っては,約2分の1に落ち込んでいるよ...
判決文偽造の弁護士
2015-09-30
弁護士の田沢です。判決文を偽造した大阪の弁護士が,ようやく逮捕されたようです。弁護士名を見ますと,どうやら受験時代からの知人のようで,失踪中にお遍路さんまでやっていたとのこと。どうしてそこま...
ここまで地に落ちるとは!
2015-07-31
弁護士の田沢です。弁護士の横領事件が後を絶ちませんが,ここまで地に落ちてしまうとはビックリです。http://www.sankei.com/west/news/150730/wst1507300004-n1.html【5億円ネコババ弁護士の〝裏の顔...
弁護士なのに低○○!
2015-02-10
弁護士の田沢です。弁護士の5人に1人が,年間所得100万円以下だそうです。気持ちに余裕のない状態で質の高いリーガルサービスなど提供できるのでしょうか?司法制度改革の弊害ではないでしょうか?htt...
自分のことしか考えない弁護士が増える?
2015-01-28
弁護士の田沢です。我々が司法修習を受けたころとは違って,今の司法修習生は毎月生活費の貸与を受けて借金漬けになっています。この制度については,横浜弁護士会にてシンポジウムが行われましたが,その中...
法律相談センターに申込みがない!
2014-09-10
弁護士の田沢です。 明日,弁護士会法律相談センターにおける法律相談の担当なのですが,相談申込みがないため,担当はキャンセルとなりました。最近,この手のパターンが多いです。折角,相談担当を割り振...
過払金の着服
2014-08-19
弁護士の田沢です。今更ながらのニュースですね。「過払いバブル」という言葉が登場したように,過払金ビジネスは,弁護士や司法書士にとって「おいしい」部類の仕事だったことは間違いありません。消費者金...
ブラック弁護士事務所
2014-08-14
弁護士の田沢です。若手弁護士が漂流しているようです。内容を見ると,働く時間がとてつもなく長く,耐えられないようなことが書かれていますね。就職した事務所が,それだけ仕事があるってことも示している...
破産事件激減
2014-05-23
弁護士の田沢です。 本日,横浜地方裁判所で破産事件の統計的数値を示されました。それによりますと,横浜地方裁判所(支部を含む。)が受理した破産事件は,平成15年には約6800件であったのに,平成2...
この専門家が書いたJIJICO記事
検事長の定年延長で三権分立の理念を揺るがす問題点と検察庁法、国家公務員法の解釈
2020-03-06
政府が1月31日に、東京高検検事長・黒川弘務氏(62)の定年延長を閣議決定したことが、大きな議論となっています。検察官の定年延長に至った背景や問題点について、弁護士の田沢剛さんに聞きました。
留置場からの脱走、どういう罪になる?逃げられた側の責任は?
2018-08-16
刑法で規定されている「逃走の罪」は、いずれも故意に逃走したり、あるいは故意に逃走の手助けをした場合を罪として規定しています。なので、留置管理担当職員らの過失によって逃走事件(脱走)を招いてしまった場合、当該職員らの刑事責任を問うことは困難です。
市職員不正採用事件、「採用取り消し」処分は認められるの?過去の裁判例から考察
2018-07-18
市職員の不正採用事件は、公務員人事の公正さといった公益と、採用を取り消された職員個人の被る不利益のいずれを重視するのかといった観点から判断されるべき問題です。先の大分県教員採用汚職事件の最高裁判決が、具体的な判断基準を示さずに異なる判断を確定させてしまった責任は、非常に重いものがあると考えます。
正社員と契約社員の待遇差「不合理」判決、判断のポイントは
2018-06-09
先日の正社員と契約社員の待遇差に関する最高裁判決は、契約社員が正社員と比較して雇止めの不安があることにより合理的な労働条件の決定が行われにくいことや、処遇に対する不満が多く指摘されていることを十分に踏まえた判断になっているのではないかと思われます。
新天皇即位で恩赦の検討 恩赦とは?今の時代に適当なのか?
2018-05-15
恩赦があくまでも三権分立の例外である以上、恣意的な運用は避けなければなりません。また、凶悪犯に対して適用するというのでは、国民の理解が得られないでしょうから、軽微な犯罪にのみ抑制的に適用していくことが基本といえるでしょう。
ワンセグ受信料訴訟、NHKが逆転勝訴。携帯電話は受信機の「設置」に該当 放送法の改正を求めたい
2018-04-08
ワンセグ機能付き携帯電話を持っている場合にNHKと受信契約を締結する義務があるとの司法判断が固まることになりますと、ワンセグ機能付き携帯電話を所持した月分以降の受信料支払義務が生じることとなってしまいます。国民の混乱を招かないように法律で明確に定めてもらいたいものです。
漫画海賊サイト、なかなか撃退できないのはなぜ?著作権法上の問題は
2018-03-12
漫画海賊サイトの問題を解決するためには、やはり著作権法を改正するなど明確な規定を設けて対処していくことが必要です。そのためには様々な利害が渦巻く国民のコンセンサスが必要であり、国民への啓発が欠かせないといえるでしょう。
近所のゴミ屋敷、どう対応すればよい?法的な手段はとれるのか?
2018-02-20
ゴミ屋敷条例のない地域にあるゴミ屋敷の近隣住民としては、町内会や自治体を通じて当の住民に働きかけてもらうしかありません。ただ、そもそもゴミ屋敷が生じる背景には、認知症、加齢による身体機能の低下や地域からの孤立などの問題が潜んでいるため、法的規制とは別に本人に寄り添った福祉的な支援が必要でしょう。
チケット転売仲介サイトの社長が詐欺容疑で書類送検、何が詐欺にあたる?
2018-01-13
チケット販売サービスの利用規約には、転売目的での購入を禁止していることが一般的であり、転売目的であるのにそれを秘匿し、転売目的ではないものと装って購入申込みをすること自体が騙す行為に該当し、これによりチケットを騙し取ったものとして、詐欺罪に問われることになります。
NHK受信料は「合憲」の初判断。契約自由の原則に反する?妥当性は?
2017-12-08
NHK受信料を巡る法的問題は、法令そのものに不備があることに原因があるといえますが、NHKは相当の余剰金を抱えているとの情報もありますので、そもそも受信料の設定自体が相当といえるのかどうかも含めて、抜本的な法令、規約の改正が必要と考えられます。
与野党の「質問時間」のあり方はどう考えるべき?そもそもどうやって決まるのか?
2017-11-30
議院内閣制、現代の政党政治の状況といったものに鑑みますと、与野党の質問時間の配分について、獲得議席数を考慮することなく野党側の割合を多くすることは、国会の役割を十分に全うためにむしろ必要なことといえます。
衆議院総選挙後に憲法改正という流れが一気に進んでしまうのか?
2017-10-21
憲法改正の議論が活発化すること自体は問題視するに及びませんが、国家の根幹に関わる問題を数の力だけで一気に推進するとなれば、民主主義の理念と相反すると言えます。
衆議院選挙戦始まる今回の選挙の問題点は?
2017-10-04
将来の日本のあるべき姿ないし理念について、譲れない優先順位を設定し、これに近い政策理念を掲げる政党がどこなのかをギリギリまで見極める姿勢が必要です。
衆議院解散権は誰の権限?大義は必要?
2017-09-21
衆議院解散の際は、そこに大義があるのか否かを含めてこれまでの政権の有り方が問われ、あるいは今後の我が国のあり方を占う重大な選挙となることは間違いありません。
「飲んだら乗るな」ではなく「飲んだら乗ってしまう」と考えるべき?
2017-08-31
飲酒運転の危険性が繰り返し報じられているにもかかわらず、飲酒運転がなくならない原因は、お酒が危険性の認識そのものを麻痺させてしまうからではないでしょうか。
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