司法書士の権限逸脱

弁護士の田沢です。

地方裁判所の事件については，認定司法司法書士といえども依頼者の代理人になることができません。
それにもかかわらず，実質的に依頼者の代理人として行動し，挙句の果てに，作成した書類を依頼者に見せることなく依頼者の姓の認め印を勝手に押捺して裁判所に提出するなど，司法書士の権限を逸脱して書類を偽装するなどの事案が出てきているようです。
近々，裁判所と弁護士会で，この深刻な問題について採り上げるようです。