NHK受信契約に関する東京高裁判決
弁護士の田沢です。
今度は原子力安全保安院によるやらせが発覚しました。
この国の将来を一体誰に託せばよいのか分からない状況です。
仮に,これから国会議員の選挙をしても,もはや投票すべき政党は思い当たりません。
昔,自分がどの職業に就くのかを考えた時に,「官僚」にだけはなりたくないと思っていました。
確か,高校生の時に漢文を勉強していたか何かで,国が民を滅ぼすイメージが頭に焼きついてしまい,国のために働くなんてまっぴらだと思ったのです。
国という制度によって,民の自由が奪われるという発想は,憲法で人権が保障されるようになる歴史の裏返しです。人間は生まれながらにして自由なのであり,その自由を奪ってきたのは,国家権力なのです。