墓じまいにも使える新しい供養のかたち「樹木葬」について教えてください
神奈川県全域と東京都多摩地区の一部でおなじみの地元密着型地域情報誌『タウンニュース平塚版 2020(令和2)年10月29日号 紙上ゼミナール Vol.9』に出稿協力しました。
今回のテーマは、お墓の跡継ぎや墓守がいなくても入ることのできる「納骨堂」を検討したいのだが、納骨堂はどのような人に向いているのか、これまでの一般的な供養のカタチであるお墓を持つことと何が違うのか、納骨堂を選ぶにあたっての注意点、そもそもどこに相談したらいいのかわからない?!などのご質問にお答えしてみました。
従来から、多くの日本人にとってお墓といえば寺院の境内や霊園の一画に墓石を建てて子孫が代々受け継ぎながらご供養をしていくのが一般的な供養のカタチと考えられてきましたが、もともとお墓を持たない方や、高齢化や少子化、経済状況の変化など様々な要因からお墓を持つことが難しい方が増えてきました。とはいえ、火葬後のお骨を長期間墓地に埋葬せずに部屋の一画に安置しておいては亡くなった方が成仏できないような気がして申し訳ない、そんな方の悩みやニーズに応える形で、昭和の時代から火葬後のお骨を骨壺のまま安置できる屋内施設としての「納骨堂」があちこちに作られるようになりました。今後は、お墓の跡継ぎ(墓守)がいないために墓じまいをされる方や、遠くの郷里にあるお墓を現在の住まいの近くにお墓の引っ越し(改葬)をされる方がお骨を取り出した際の新たな埋蔵先としての選択肢にも十分なり得るかもしれません。
駅からも近くて交通の便も良いところが多い、屋内施設のため季節や天候を気にせずいつでもお参りができるなどの利点がある一方で、安置できるお骨(霊位)の数に制限があったり、永代にわたって利用できるのか否か、利用期間が限られている場合の期間終了後にお骨がどうなるのかなど不安が残る点もあります。契約の際には、十分に納得できるまで運営管理者に説明を求めることが肝要でしょう。
また、納骨堂の運営母体についても、宗教法人の寺院だけではなく財団法人やNPO法人、大手の霊園開発会社や仏壇販売会社などの株式会社までが参入しており、形式もロッカー型からミニ仏壇型、ビル形式の自動搬送型など費用面を含めて多種多様あり、一般の方には選択が非常に難しいでしょう。
当事務所では、国家資格を持つ代表自身が豊富な実務経験と中立公正な立場に基づいて、あなたに最良な納骨堂を一緒に考えてまいります。
些細なことでも結構です。どうぞ、お気軽にお問い合わせください。
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