今すぐではなく、夫婦で一緒に入った後三回忌が過ぎたらお墓を閉じてほしい。そんなことできる?
神奈川県全域と東京都の一部でおなじみの地元密着型地域情報誌『タウンニュース平塚版 2018(平成30)年7月19日号 紙上ゼミナール Vol.4』に出稿協力しました。
今回のテーマは、跡継ぎのないいずれ途絶えてしまう先祖代々のお墓だが、海が大好きだったあの人のために海洋葬で散骨したいが何から始めたらいいのか、そもそもどこに相談したらいいのかわからない?!というご質問にお答えしました。
今、もっともタイムリーともいえる話題の海洋葬、大海原で自然に還れるイメージの海洋散骨は新しい供養のカタチとして注目を集めていますが、一方でこの世にいる方々にとっては手を合わせる場所がなくなってしまうことにも少し配慮が必要かもしれません。あなたを想い偲ぶ人の心を大切にしつつ海洋散骨でお墓じまいをするためには何をすべきか、他人の美談やいいとこばかりのイメージが強調された各種メディア戦略に惑わされずに一緒に考えていきましょう。
また、お墓じまいで海洋散骨をする場合、役所によっては改葬許可証の発行に難色を示すところもあるため注意が必要です。なお、勝手にご自分で海に遺骨や遺灰を撒くことは法律で固く禁じられているため、海洋散骨を行える業者への依頼が必須となります。しかし、海洋散骨業者にも様々あり、格安な値段ばかりを強調する業者によってご遺骨が不法投棄されてしまった事例や、事業所としての所在もあいまいで実態すら怪しい業者に依頼したところ業務半ばで連絡が途絶えてしまいご遺骨も一緒に行方不明になってしまった事例などが報告されています。海洋散骨に限ったお話ではありませんが、本当に供養の心とともに最後まで責任をもって業務にあたってくれる業者かどうか、その見定めこそが墓じまいの出発点と言ってもいいでしょう。
当事務所は、国家資格を持つ代表自身が役所の複雑な許可申請手続きから寺院・墓地管理者との折衝、海洋散骨業者の選定・手配・進捗管理・業務完了までをマンツーマンで一貫対応、法律知識と調整力には自信があります。
些細なことでも結構です。どうぞ、お気軽にお問い合わせください。
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