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別れの季節に想う 『出会えてよかったと思われる相続に特化した法律専門職となれるか?』

加藤俊光

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テーマ:ちょっとひと息つく時間【平塚|行政書士のひとりごと】

 昨日は春分の日でしたが、春一番が吹くことなく春分の日を迎えるのは珍しいことらしく、実に12年ぶりの出来事なんだそうです。

 そんな春は別れの季節であり、学生の皆さんは卒業シーズン、そしてお勤めの皆さんも人事異動の時季であり、あちこちでお別れの光景を目にすることが多くなると理解しています。

 そして、この季節にお別れの機会が多いのは実は人間関係だけではなく、列車とのお別れが多いということを皆さんはご存知でしょうか。

 先日も、新幹線の初代『のぞみ』に使われた300系や寝台特急『日本海』のラストランなどがニュースで取り上げられていましたが、ちょうどこの時期はJRをはじめとする各鉄道会社においてダイヤ改正をすることが多いため、これまで運行していた列車そのものが廃止になってしまったり、新型車両を投入することによってこれまで長年使用していた車両を廃止するタイミングになってしまっているようです。

 私は、熱狂的な鉄道ファンというほどではないのですが鉄道はわりと好きなほうで、数年前に北海道へ行った時も往路は飛行機を利用しましたが、復路は寝台特急カシオペアを利用しました。私が、初めて寝台特急『北斗星』に乗ったのが平成3年(1991年)の夏、そして初代『のぞみ』がデビューしたのが平成4年で、いずれも私が大学生のときであったと記憶しています。

 あれから20年の年月が流れましたが、今回引退する列車たちは、きっと多くの人々の人生にそっと寄り添いながらも愚直に運び続け、喜びや感動を与え続けたことでしょう。『あのときあの列車に乗ったことで人生が変わった』、『あの列車に乗れて本当によかった』という人も少なからずいるに違いありません。

 私も、20年前に大学を卒業する時には、まさか20年後に相続・遺言の法律専門職として独立開業しているとは予想だにしていませんでしたが、今では生まれ育ったこの平塚で独立して本当に良かったと思っています。

 私は、出会った人から『多少不満は残るけれども、あの人の助言なら受け入れてみようか』と思ってもらえるような安心感と信頼感を与えることができる人間力をもっともっと磨いていきたい。人々の人生にそっと寄り添いながら、相続トラブルを未然に防ぐことができる『争わないための遺言書』を愚直にご提案し続けていくことで、喜びと感動と満足感をご提供したいと考えています。ひとりでも多くの方から『あのときあの人に出会えてよかった』と思ってもらえるように、これからも自分がすべきことを見失わずに歩き続けていきます。

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専門家

加藤俊光(行政書士)

相続まちなかステーション/加藤法務行政書士事務所

単身者・子どものいない夫婦世帯が人生の最終章で直面する介護や医療、金銭管理、死後の事務手続、お墓、ペットなどの切実な問題に寄り添い解決。地元の在宅医療・介護の専門職と密接な連携が取れる体制にも自信あり

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