国語力を鍛えるのはご家庭でもできる!
皆さん、こんにちは!
国語専門オンライン学習塾 啓理学舎の篠田です。
さて今日は、
「中学受験・文学的文章(小説・物語文)を読む前にこれを考える!」
についてお話をさせていただきます。
模試や入試等では、小説・物語文が必ずと言っていいほど出題されます。
お子さんは、このような文学的文章を読む場合、何に注目して読んでいますか?
なんとなく読んでいませんか?
恥ずかしながら、私も学生の時はなんとなく読んでいました(笑)。
しかし、これは非常にもったいない読み方だと考えています。
これからは、以下を注目してしっかりと熟読してもらいたいと思います。
小説や物語文は、必ず
「主人公の心情の変化」
があります。
「心情」とは、心にある感情や思い、のことです。
これが必ずあると考えながら読むことがとても重要です。
問題文を読んだ後に、下記のようにまとめることができれば、本文のポイントは押されたことになります。
小学生の最後の試合の前に(に対して)、 ・・・・・・(A)
自信をなくしていた太郎が、 ・・・・・・(B)
他のメンバーとともに厳しい練習に耐え抜くことによって(を通して)、 ・・・・・・(C)
太郎は自信を取り戻した。 ・・・・・・(D)
どうでしょうか?
つまり、
『(A)に対して、(B)だった太郎が、(C)を通して、(D)になる話。』
とまとめることです。
また、
『太郎の心情が(B)から(D)に変わる。その原因が(C)である。』
ということになります。
以上のように文学的文章を読む前に
「主人公の心情の変化」
が必ずあると考えながら文章を読ませてください。
また、お子さんが、問題文を読んだら、
「主人公の心情の変化」
を確認してあげてください!
参考にしてください!