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三上緑

独自のメソッドでピアノ講師を支える音楽教育家

三上緑(みかみみどり) / 音楽教育家

一般社団法人カラフルエデュ協会

コラム

グレーゾーン ・生きづらい子どもが安心して 活躍できる場を!演奏体験会を主催します

2023年2月11日 公開 / 2023年2月13日更新

テーマ:個性に合わせた指導で弾ける子に育てる

コラムカテゴリ:スクール・習い事

発達障害グレーゾーン・生きづらい子どもが安心して通える習い事にしてほしいと
日々奮闘しています。

そんな中、公共のホールで、しかもスタインウェイ ピアノを弾ける機会をいただきまして
子どもたちに声をかけたところ、4人のお子さんと2人のお母様が演奏体験会に
参加することになりました。



発達障害なのかそうではないのか


私は35年前からピアノ教室を主宰しています。そこで知り合い、一緒に学んできた
子ども達が、たまたま不登校の子どもだったり、神経過敏な疲れやすい子どもだったりと
さまざまな個性を持つ子が多かったのです。


個人で対応ができるピアノのお稽古は、そのような子どもに最適で、安心した環境を
準備すればどんどん自己表現ができ、自信をつけ育って行きました。
今では社会で活躍する人材に育っています。


その当時、「発達障害」と言う概念はあまり一般に知られておらず、今思うともしかしたら
何か生きづらさを持つ子どもだったのかもしれません。


その生徒が楽しくお稽古をしていると噂になり、地域のそういった配慮を必要とする方々
からの問い合わせが多くありました。


その頃からの経験で、グレーゾーンのお子さんを障がいが有るのか無いのかというカテゴリー
分けは全く必要がない。むしろ分ける事はできないと言う持論を持っています。
子ども達皆をカラフルちゃんと呼んでいますが、その理由は誰しも得意な事、不得意な事を
持っていて当然。それを個性と捉えるとキラキラ輝く心が見えてくるからです。


今回使用させていただけるホールは「障害者スポーツ文化センター」という施設で
演奏者が障がいのある人か無い人かで利用料金が違うのです。


インクルーシブ音楽教育を進めてきた私としては、申し込みにかなり苦慮したわけです。






自信がない子ども


グレーゾーンだったり生きづらさを抱える子どもは、いつも皆の後ろを追いかけるような
感覚で過ごしています。
じっくり考えるうちに、物事はもう先に進んでいたりとか。
自信を持って発言したところ、答えの方向が少しだけずれていて、友達に聞き入れて
もらえなかったりとか。


この様な少し残念な体験を様々な場所でしているうちに、周りの動きを見て合わせて
動くことに必死になり、自分の気持ちをはっきり表明することを控え、そうして
自分を守る術を学んでしまいます。


ですから「自信がない子」と言われても、そうそう簡単に自分を変えられないのは、
仕方がないことなのです。


ある2年生の男の子が、ピアノ遊びが大好きだったのですがまず、教室に通うことに
不安がいっぱいだったのです。そこで、まずは安心してもらう事を一番の重要事項
なのだとお母様と確認し合い、1年は無理させない、がんばらせない、全てを認め
肯定する事にしました。


初めはピアノを弾く事も恥ずかしい!と言ってなかなか弾きませんでしたが、
みるみる様子が変わりました。耳コピーの力がとても高く、様々な音楽を
拾いあつめ、ピアノで聴かせてくれる様になりました。


その事は、学校の先生にも知れ渡り、どうにかお友達の前で演奏してほしいと何ヶ月も
誘ってくれていたそうです。しかし、「絶対無理!」と断っていたのだそうです。




ピアノの発表会なんて絶対無理


「発表会は無理だと思う」初めからこの事は、お母様からもお子様からも
聞かされていたので、ステージでは弾かないけれど、お気に入りの1曲を
作りましょう!とレッスンで楽しんでいました。


同時に、発表会は安心な場である事を分かってもらえても、素晴らしい環境で
弾く経験を無理と言うのか。ここを確かめなくてはならないと思い、
発表会当日まで、しっかりと力をつけてもらいながら無理をしなくても良い事を
前提に、会の本質を知ってもらう努力をしました。



結果、「ステージで弾いてみたい!」と言ってくれたのです。



当日はかなり緊張していました。直前まで「やっぱり嫌だと思ったら辞めても良い」
とセーフティーネットを用意して臨みました。
しっかりと演奏しました。その満足そうな顔と言ったら・・・


この経験で自分のピアノは素晴らしいものと気がついた


その翌日、早速学校で皆の前で発表会に弾いたものを披露したと、学校の先生から
連絡が入りお母様がお知らせくださいました。


そこから、彼の快進撃が始まりました!


翌年、学校のマーチングバンドに誘われ、皆と合わせる練習を乗り越えた後
夏、発表に至りました。また、できた自分が好きになり、とても興奮していました。


↓↓ その時の絵日記を見せていただきました。




最近ではお母様と駅ピアノに挑戦する事も始め、その才能を遺憾無く発揮しています。


自分の気持ちをコントロールすることが苦手で、文字を飛ばさないように読んだり
書いたりすることも苦手な様です。


ピアノのレッスンでは、その事に配慮はしますが、発達障害かもしれないから
特別かといえばそうではありません。
苦手なことはさっと触るだけ。得意なことは他の子と変わらなく指導します。


「障がいなのかそうでは無いのか」によって何が変わって何が変わらないのか。
その棲み分けは残念な事だとずっと感じてきた理由がここにあります。


この様に、きっかけはピアノ。ですがピアノだけにとどまらず、
その子どもの人生の可能性を大きく広げる教育の可能性を感じます。


そのお子さんも、この演奏体験会に参加します。お母様も負けずにピアノが好きで
参加される事になりました。この環境も素晴らしいですね!


3月27日(月)午前中に引率してきます!
感動の一瞬を皆さんにもみていただけると、ピアノ教育の可能性を感じ取っていただける
と思うのですが、感染症の心配から、入場は関係者のみなのです。


ホットな気持ちのまま、同日午後から、インクルーシブ音楽教育「音いろはメソッド」の
体験説明会をいたします。
神奈川県川崎市で1回目のリアル勉強会の開催です!


ぜひお出かけください。
詳しくは  https://activepage.jp/ent/6hnyf7p3

この記事を書いたプロ

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