怒る人は器が小さい人?

前田めぐみ

前田めぐみ

テーマ:内面から変わるカウンセリング

怒るのはよくないことって思ってはいませんか?


怒るってよくないことだし、
怒るってみっともないし、
怒ってる自分もイヤだから、
大人としてもっと穏やかに
怒らずに対応できる人になりたいです。


カウンセリングの中でも
そういう話題になることよくあります。


そんなとき、怒りのイメージって
どんな感じなのかを尋ねてみると、


・よくない感情
・みっともない
・人間ができてない
・ドロドロしてる
・ネガティブ
・黒い
・汚い
・醜い
・負のイメージ
・器が小さい
・怖い など…


多くの方からそういった
よろしくないイメージがたくさん出てきます。


そんなイメージを持っていたら
確かに怒りを感じようとは思わないでしょう。


でも、
怒りの感情には間違いなく
いい部分が存在します。


確かに、
怒っているときって
いい気分ではないから避けたくなるし
わざわざ気分悪くなんてしたくないから
怒りは感じないようにしてることが多いとは思いますが、


人が生きていく上で
必要な感情だからあるわけで、
本来はとても大切なものなのです。



生きていればいろんなことがあります。
酷いことされたり
イヤなこと言われたり
理不尽なことがあったり
納得がいかないことだったりなどなど


そんなとき、
あなたはどんな気持ちを感じますか?


「ヒドい!」
「なにあの人!」
「なんであんなこと言うの?」
「すごいイヤなんだけど…」
「信じられない」
「キライ」
「ムリ」
「ウザい」などなど


どうでしょうか、、
そんな気持ち湧きませんか?
他にもいろんな気持ちや思いがあるかもしれませんが、


上にあげた気持ちは
多くの方が感じる自然な気持ちなんじゃないかなと思います。


これらは主に怒りの感情です。
あなたの心の中から湧いてくる
自然な感情です。


自然な感情だから、
大切に感じて外に吐き出していくと
消化されて気持ちがスッキリしていきます。
怒りを感じることはそんないい部分があります。


気持ちがスッキリするから
前向きになれてやる気にも繋がるし、
前に進むための生きる活力にもなります。


これまでのコラムの中でも
何度か繰り返しお話していますが、
先ほどの怒りの感情を外に吐き出すというのは、
相手に出すということではありません。


相手に出した時点でその怒りは既に
攻撃になっていることがほとんどです。
そのため怒りと攻撃は別のものなんだ。
という認識をみなさんに知ってもらいたいなと思います。


攻撃(相手に言う)しているときは
より一層怒りが増したり
イライラが激しくなったりすることが起こりやすくなります。


その一方で、
怒りの感情をただ自分でふーっと
呼吸で外に出せば、
過剰な怒りはしだいに減っていくようにできています。


そうすれば、
自ずと気分は晴れていくので
怒りは抑えるのではなく
むしろ怒りを感じた方が人とのやりとりも
穏やかに対応できるようになります。

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前田めぐみ
専門家

前田めぐみ(心理カウンセラー)

株式会社メンタルサポート研究所グループハートピースフル綱島

じっくり丁寧にお話を聞きます。ワーク(原体験)で内面の変化に焦点を当て、思考や行動の自然な変化を可能にします。悩みや苦しみを根本(内面)から解決して性格を変え、なりたい自分に向かって進んでいきます。

前田めぐみプロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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