人間関係のカウンセリング。その2、子どもを愛することができない。
恋人とは親密な感情がかよう関係になります。
この人に愛されたい、愛したい、深い共感を得たい、わかってほしいという気持ちがわきます。
この親密な関係とは、最初は親や養育者との関係が下地になるのでしょう。
子どもにとっては親や養育者に安心を感じて、生き生きとした感情を感じることが必要ですが、例えば、幼少期児童期に親や養育者自身の問題で不安定だっとすると、子どもは顔色をみたり、諦めたり、自分を閉じたり、我慢したりするかもしれません。
この時に感情についての自分なりの強力な設定をしてしまうことがあります。
デフォルトの設定です。
このデフォルトは子ども時代を生き延びるために絶対に必要なものでした。
けれど、大人になって異なる対処ができるようになってもこのデフォルトが作動してしまうときに、恋人とケンカしてしまうかも知れません。
なんでわかってくれないの!
設定してしまったデフォルトの対人関係パターンが繰り返されて、
例えば、親密度が増すとばっさり切ったり、接近しすぎたり、引きこもったり、するかもしれません。デフォルト設定をアップデートして行く必要があるのです。
対人関係のカウンセリングでは、このアップデート作業をじっくり行います。
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