コロナ禍、「不安」は「自分のもの」と気づくことで、自分を守る力や他者と親密になる力となるのです。

明石郁生

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テーマ:コロナストレス、カウンセラーの視点




「不安」とは、良くない感情なのではありません。「自分のもの」として気づくことで、自分を守る力や他者と親密になる力となるのです。

コロナ禍の影響か、夫婦セッションのご依頼が増えています。

夫婦セッションとは相手を分析して、相手を変えようとすることではありません。

夫婦セッションの意味は、お互いが「自分自身の感情、気持ち」に責任をとることにあります。

共依存とは、自分自身を失ってしまうほど他者の世話焼きに奔走してしまうような人間関係をつくってしまう行動様式といえます。
「誰かの役に立っていないとここにいて良いのだと思えない」というような無意識の圧力に翻弄され、他者の感情、例えば、不安などを解消するための行動を繰り返すでしょう。

しかしながら、他者の感情を解消しようとあれこれ奔走しても、いっこうに他者の感情とは解消されず、ますます、自分自身が不安になるでしょう。他者の感情をコントロールしようと強い圧力を使いますが、それが叶わないので、さらに、自分自身に圧力をかけてしまうからです。

自分自身の「感情、不安」に気が付かないと、他者の感情をコントロールすることで自分自身の「不安」を解消しようとしてしまうのです。結果的に、「あなたのせいで、私は不幸だ」と、怒りをぶつけることになります。


「不安」とは、良くない感情なのではありません。

「自分のもの」として気づくことで、自分を守る力や他者と親密になる力となるのです。

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明石郁生
専門家

明石郁生(臨床心理士・カウンセラー)

家族とAC研究室

統合的アプローチでは、家族、人間関係の問題、共依存、依存症、身体症状などを変化や成長のための大切なプロセスと捉えてカウンセリング・コンサルテーションを実践します。

明石郁生プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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