コロナ禍、やる気がでない。とは精神的成長の入り口かもしれないのです。

明石郁生

明石郁生

テーマ:コロナストレス、カウンセラーの視点




季節が変化するように、私たちの心のあり方も変化していくことが自然の流れといえます。
梅雨の雨は、やがてくる夏や秋や冬を迎えるための命の流れとも言えます。植物や農作物、海や山ににさまざまな恩恵をもたらせるとも言えますね。

仕事や生活の中において、一つの枠組みにとどまろうとしたり、ひとつの固定化された考え方に執着していると行き詰まりを感じることがあります。家族関係のパターンや夫婦関係も。

ましてや、パンデミックのさなかにおいて私たちは、これまでの仕事や生活におおきな変化を求められます。

しかしながら、「変化」とは時に痛みを伴うことがあります。
この痛みを避けるために、従来どおりの枠組みや固定化された考え方に固執、執着してしまうこともあります。なぜならば、とどまっているほうが、一瞬、楽だからですね。

ゆえに、この時期における「やる気がでない」とは、

もう、これまでのやり方では、立ち行かない!、うすうす、無意識レベルでは感づいている証拠と捉えることができるのです。

なので、この時期における「やる気がでない」とは、自然な命の流れ、変化への入り口なのです。

このプロセスへのアプローチは、「やる気がでない」ことを分析したり、解消したりすることではなく、自分の内面にどのような流れが起こっているのか? 
と探求するアプローチが自然な流れに沿うものと言えるのです。

もしかしたら、自分自身の固定化された考え方の反対側、既存のものにとってかわる、新たな方向性を見つけた時に、がぜん「やる気がでる」かもしれないのです。

こういった変化のプロセスは精神的成長と言えるものです。

リラックスして、ぼーっとして、「やる気がでない」感覚を味わうことはとても大事なワークとなります。

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明石郁生
専門家

明石郁生(臨床心理士・カウンセラー)

家族とAC研究室

統合的アプローチでは、家族、人間関係の問題、共依存、依存症、身体症状などを変化や成長のための大切なプロセスと捉えてカウンセリング・コンサルテーションを実践します。

明石郁生プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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