銀行・税理士・経営者・現場の見ている景色をそろえる

平岡誠司

平岡誠司

テーマ:経営のモヤモヤをワクワクに(しごと編)


会社の風通しがよくなると、判断は軽くなる


小さな会社では、同じ会社のことを見ているはずなのに、それぞれが違う景色を見ていることがあります。

社長は、肌感覚で会社を見ている。
経理担当は、支払い予定を見ている。
現場は、在庫や人手不足を感じている。
税理士は、会計処理や申告のための数字を見ている。
銀行は、返済力や資金繰りを見ている。

どれも大切な情報です。

ただ、それぞれが別々の景色を見ていると、会社全体の判断は難しくなります。

社長だけが抱えると、判断は重くなる


社長は、いろいろな情報を一人で受け止めています。

売上のこと。
支払いのこと。
借入のこと。
社員のこと。
家族のこと。
後継者のこと。
銀行のこと。

周りからは「社長だから分かっている」と思われます。

でも実際には、社長自身も迷っていることがあります。

このまま続けて大丈夫なのか。
どこから手をつければいいのか。
誰に何を説明すればいいのか。
どの数字を見れば判断できるのか。

こうした迷いを一人で抱えると、判断はだんだん重くなります。

情報がつながらないと、会社の中にズレが生まれる


経理は、支払い予定を見て「今月は少し重い」と感じている。
現場は、在庫や人手の面で「最近、回りにくい」と感じている。
後継者は、「何を見ればいいのか分からない」と感じている。
銀行は、「数字で説明してほしい」と考えている。
税理士は、試算表や決算書を整えている。

それぞれが大切な情報を持っています。

でも、その情報がつながっていないと、会社の中にズレが生まれます。

社長は「まだ大丈夫」と思っている。
経理は「月末が怖い」と感じている。
現場は「もう無理が出ている」と感じている。
銀行には、うまく説明できない。

この状態では、会社の風通しが悪くなります。

会計データを共通言語にする


試算表や決算書は、税金を計算するためだけの資料ではありません。

会社の中と外が、同じ状況を見るための共通言語にもなります。

ただし、専門用語のままでは、現場や後継者には伝わりにくいことがあります。

そこで大切なのは、会計データを未経験者にも分かる言葉に置き換えることです。

利益が出ているかではなく、
お金は本当に残っているか。

在庫が増えているかではなく、
お金が商品に変わったまま寝ていないか。

売掛金があるかではなく、
売れたけれど、まだ入金されていないお金が増えていないか。

借入金があるかではなく、
返済したあとに会社を回せるか。

こうした言葉に置き換えると、社長、後継者、経理、現場が、同じ状況を見やすくなります。

銀行にも、税理士にも、現場にも伝わる会社へ


会社の風通しがよくなると、説明もしやすくなります。

銀行には、資金繰りや返済の見通しを説明しやすくなる。
税理士には、会社の実態や経営者の悩みを伝えやすくなる。
現場には、なぜ在庫や売掛金を見直すのか説明しやすくなる。
後継者には、会社を見る順番を伝えやすくなる。

数字は、誰かを責めるためのものではありません。

会社の中と外が、同じ現実を見て、次に何をするかを考えるための材料です。

風通しがよくなると、次の一手が見えやすくなる


経営者が一人で抱えていた不安を、会計データと現場の実態で整理する。
その内容を、家族や後継者にも分かる言葉に置き換える。
銀行や税理士にも伝わる形にする。

そうすると、会社の中と外の風通しが少しずつよくなります。

そして、次の一手が見えやすくなります。

平岡商店では、試算表や決算書、資金繰り、在庫、売掛金などの会計データを、現場や未経験者にも分かる言葉に置き換え、経営者・後継者・現場・税理士・銀行が同じ状況を共有できるようにする支援を行っています。

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平岡誠司
専門家

平岡誠司(小規模事業者向け経営支援家)

株式会社平岡商店

経営者の実践経験を活かし、経理の見える化・日繰り・在庫管理を軸に、家族経営の経営管理の仕組みづくりを実行支援します。現場の気づきを経営判断につなげ、“らしさ”をいかした経営を一緒に育てていきます。

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