「何が問題か分からない」が、一番苦しいのかもしれません

社長から、「後継者がまだ分かっていない」という言葉を聞くことがあります。確かに、そう感じる場面はあるかもしれません。例えば、
* 利益の感覚がない
* 判断が甘い
* 危機感が足りない
* 現場が分かっていない
そう見えることがあります。ただ、それも無理はありません。
実は、「見えていない」ことも多い
例えば、
* 資金繰り
* 銀行とのやり取り
* 利益が出る仕組み
* 在庫の動き
* 社長の判断基準
こうしたことは、社長の頭の中だけにあることも少なくありません。社長は毎日考えているので、当たり前になっています。でも後継者からすると、まだ見たことがない景色なのかもしれません。
「教える」より、「一緒に見る」
後継者育成というと、 「ちゃんと教えなければ」と思うことがあります。でも実際には、一緒に見えるようにするだけで変わることもあります。例えば、
* 日繰り表を見る
* 在庫を見る
* 会議に出る
* 銀行説明に同席する
すると、数字だけではなく、「なぜそう考えたか」も少しずつ伝わっていきます。
見えるものが増えると、「分かる」も増えていく
後継者は最初から経営者ではありません。
でも、見えるものが増えると、分かることも増えていきます。
そして、分かることが増えると、自分で考えることも増えていきます。
「育てる」というより、「一緒に見えるようにする」。
そんな時間も大切なのかもしれません。
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