コラム
高齢不妊、AMHが低い方 妊活の基本は◯◯をすること
2024年4月17日 公開 / 2024年4月30日更新
中医学には「腎は、成長、発育、生殖を主る(つかさどる)」
という考えがあります。
※中医学の腎は、西洋医学の腎臓とは違う概念です
「腎」は、生命活動のもととなる成長・発育・生殖・免疫・ホルモン活動などをつかさどっていて、年齢が上がるとその機能は衰えます。
妊娠・出産において、「腎」は最も重要な臓器とされており、働きが悪い状態を「腎虚(じんきょ)」体質と考えます。
・不妊⇒腎の働きが低下した状態⇒腎虚
・年齢が高い⇒腎虚
・AMHが低い⇒残りの卵胞数が少ない⇒腎虚
という感じです。
「高齢不妊、AMHが低い方 妊活の基本は◯◯をすること」
◯◯に入るのは補腎(腎を補うこと)です。
腎虚は自然と治ることはなく、むしろ年齢を重ねることですすんでいきます。
腎虚の状態では、妊娠しにくく、流産しやすく、産後の体のコンディションにも不安があります。
妊活や不妊治療が上手くいっていない方で、次に紹介する腎虚の特徴があてはまる方は、補腎の漢方で妊娠出産に必要なものを補うと上手くいきやすくなります。
●年齢が35歳以上
●AMHの数値が実年齢より低い
●夜トイレに起きる
●足腰がだるい、むくみやすい
●白髪・抜け毛が多い
●耳鳴り、めまいがする
●夜勤をしている(していた)
●就寝時間が12時過ぎる
●疲れやすい、風邪をひきやすい、風邪をひいたら治りが悪い
●膀胱炎になりやすい・腎盂炎など腎臓のトラブルになったことがある
●初潮が遅い
●排卵日付近でおりものの変化が無い
●アトピー、蕁麻疹、皮膚病全般、喘息・気管支炎などの呼吸器疾患
●甲状腺トラブルがある
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