コラム
不妊治療を1年以上続けてから漢方相談に来られて妊娠しています。
2016年3月9日 公開 / 2020年6月11日更新
不妊治療で妊娠された方で、治療期間が1年未満の方は10人のうち2人です(㈱バズラボの調査より)。
不妊治療を1年以上続けて妊娠されない場合は難治性不妊症といいます。
つまり病院治療でも難しい状態の難治性不妊症のご夫婦がさつま薬局に漢方相談で来られることが多いです。
そのためか自分は妊娠しにくい体なんだと思い詰めている場合もあります。
おそらく他に方法がなく自分でどうしようもない状況だと感じているのではないでしょうか。
しかし、妊娠・出産に関しては自分で管理できることがいっぱいあります。
妊娠しやすい体質に変わることは病院ではなく自分でできることです。
そんな時、不妊治療という言葉が良くないのではと思います。
そもそも不妊症というのは、原因が有る無しに関係なく1年以上妊娠しない状態のことです。
つまり現代医学の検査で原因を確定できるものでもなく治療法が確立されているわけでもありません。
だから不妊治療を続けてもゴールに近づくわけではないと感じた時に不安でたまらなくなっているのではと思います。
不妊治療はあくまでも妊娠する為の対策の一つと考え、1年続けても成果がでないのであれば1度立ち止まってゆっくり考えて、今までと違う対策をとり前向きに進んでいくといいのではと思います。
私は、病院治療以外の対策で妊娠する力をつけるための健康になる方法が漢方だと考えています。
さつま薬局では、基礎体温や体調を確認しながら漢方薬を選んで毎日続けられた方々で1年以内に妊娠された方は10人のうち8人です。
このことから西洋医学より漢方が優れていると考えているわけではありません。
体にピンポイントで作用させたり、卵子と精子を確実に受精させるなどは漢方では不可能な技術です。
しかし妊娠するというのは生命体にとって自然な現象なので、体を整えて自然に妊娠するためには漢方も試す価値があると考えています。
子宝に恵まれずにお悩みの方が笑顔になれることを願っています。
漢方相談の妊娠達成率はこちら⇒さつま薬局漢方相談の妊娠率
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