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田之上顕子プロは鹿児島読売テレビが厳正なる審査をした登録専門家です

「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は漢方で妊娠できますか?」というご質問

田之上顕子

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テーマ:妊活・不妊漢方への質問

「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と病院で診断され不妊治療していますが、漢方も効果があるのですか?」というご質問。

基本的に、不妊はなんらかの原因で、本来持っている妊娠力が低下している状態です。
多囊胞性卵巣症候群(PCOS)も原因のひとつです。

病院の不妊治療では、排卵を促したり、様々な手法で受精の確率を上げるための治療を行います。
ですが、「本来持っている妊娠力が低下している状態」を治療するわけではありません。
もし不妊治療をしても上手くいかない方の場合は、自身の妊娠力の改善を考えていく必要があります。

漢方薬は、「本来持っている妊娠力が低下している状態」を改善して妊娠力を上げていくためのものです。
多囊胞性卵巣症候群(PCOS)の場合、漢方薬で体の状態が良くなり自力で排卵がスムーズになり妊娠されることもあります。
ですが、症状には個人差があり、排卵できないまたは月経周期が極端に長い方は、漢方薬で妊娠力を補いながら不妊治療を継続され方が良い場合もあります。
西洋医学が万能でないように、東洋医学である漢方も万能ではありません。
お互い得意なところを上手に組み合わせていくことが、元気な赤ちゃんを授かるための近道だと考えます。

さつま薬局の症例⇒多囊胞性卵巣症候群(PCOS) 漢方妊娠報告

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田之上顕子
専門家

田之上顕子(薬剤師)

有限会社ナイスファーマシー さつま薬局

20年以上〝子宝アドバイザー”として不妊の悩みに向き合う、「バルトリン腺疾患」専門の漢方薬剤師。豊富な相談実績から、無理のない体づくりと心の重荷を降ろす取り組みをサポートします。

田之上顕子プロは鹿児島読売テレビが厳正なる審査をした登録専門家です

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