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山本武史

ワークライフバランスを実現するタイムマネジメントのプロ

山本武史(やまもとたけし) / コーチ

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コラム

【WLBコラム】怒らない人になる方法〜おだやかな心のつくり方〜

2019年2月26日

テーマ:生き方改革

コラムカテゴリ:ビジネス

WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
働き方改革をサポートするタイムマネジメントコーチの山本武史です。



昨夜は初のオンラインセミナーを開催し、
「通信環境に課題あり!」と痛感しました^^;


次回はなんとか課題解決して、
良い学びの場を作っていきたいと思います!



さて、

『怒らない人になるための自己管理術
 〜心理学に基づくおだやかな心のつくり方〜』


でお伝えした内容を少しだけ公開しますね!



もしかしたら、アンガーマネジメントを受講したけど
「効果がない」もしくは「難しくてできない」って方、
いらっしゃるかも知れません。


実は、僕もその一人です^^;



で、なぜ難しいのかを考えてみました。



これは、怒りの本質に関係しています。




怒りとは、感情なのですが、
下記のような特徴があります。


1)出し入れ可能
2)自らつくり出している
3)目的は「相手を屈服させる」こと



ですので、
「怒りが湧いた瞬間」とは、
「怒りの感情を持ち出した瞬間」です。


ということは、
「怒りが湧いた瞬間」に怒りを抑えようとする行為は、
「右手で拳を振り上げつつ、左手でその手を押さえつける」という
自己矛盾的な行為なのです。


だから、アンガーマネジメントの手法は
とても難しく感じるのです。



さて、ではどのようにすれば
怒りを持ち出さないで済むようなおだやかな心を持てるのか?



僕が日々意識していることを3つお伝えします。



1)悪人であること
2)正しい目的を知ること
3)正しい手段を探ること



「悪人であれ」とは、
「法を犯せ」という意味ではありません。


『自分だけが「正しい」と思わないように!』

って意味合いです。




自分が正しいと思ってしまったら、
つまり「相手が悪い」となりますので、
喧嘩の種になります。


喧嘩するからには相応の準備が必要です。


その準備が「怒りの感情を持ち出す」ってことです。


もうちょっと言うと、
アドレナリンを分泌して臨戦態勢に入るってことです。




これをやるとどうなるか?



もし、その喧嘩に勝ったとして、
相手は気持ちよく同意してくれるでしょうか?


そんなことないですよね^^;



ほとんどの場合は、
相手は次の戦闘の機会を探します。


そして、隙をついては攻撃してくるでしょう。




そうなると、「何が正しいのか?」という目的から、
「私の正しさを証明する」という目的にすり替わります。




ですので、
本来の「正しい目的」を知る必要があります。



その目的から目をそらすことなく、
見失わないようにしっかりと握りしめ、
正しい目的を叶えるための
正しい手段(やり方)を探してください。



これは、
「怒りを感じた(持ち出した)瞬間」にすることではなく、
普段から意識的に考えることによって、

「怒りの感情を持ち出さなくても解決できる」
ってことがわかってきます。



とはいえ、想定外もありますので、
すべての怒りをなくすことはできませんが、
かなり多くの「無駄な怒り」は消え去ります。



また、怒りは対人関係の中で起こりますので、
アドラー心理学の『課題の分離』という発想が
とても有効です。


これについは下記のコラムをご参照ください↓
https://mbp-japan.com/kagawa/time-management/column/5017950/




では、今回はこの辺りで失礼します。

この記事を書いたプロ

山本武史

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山本武史(ポテンシャルビジョン)

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