【WLBコラム】「忙しくてできないっ!」を解消する「トリアージ」という考え方
WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
働き方改革をサポートするタイムマネジメントコーチの山本武史です。
依然として、北海道地震の影響が気になりますね。
心よりお見舞い申し上げます。
僕も学生時代は北海道で過ごしていたため、
友人・知人も多く、心晴れない日々を過ごしています。
さて、今回は『良い習慣』を身につける方法について
お伝えしていきたいと思います。
僕自身、
知識面の向上のために読書を、
健康面の向上のためにマラソンと筋トレを、
精神面の安定のためにアコースティックギターを、
それぞれ習慣として取り組んでいます。
しかし、30歳までは読書は全くしませんでしたし、
運動も高校卒業から35歳までほとんどやらず、
40歳になるまで趣味と呼べるものは一切ない
と言っていいような状態でした。
また、もっと基本的なところでいうと、
スケジュールを組むということ自体、
32歳になるまで行っていませんでした。
今から考えると、
どうやって仕事をしていたのかわかりません^^;
さて、僕自身どのようにして
『良い習慣』を身につけてきたかを振り返ってみると、
ある『一つのこと』が共通していることに気づきました。
それは、『1%時間でやる』ということです。
『1%時間』とは、
1日の1%の時間ということです。
1日は、24時間×60分=1,440分です。
その1%ですので、約15分。
15分をそれぞれの活動に費やすのです。
たった1%、たった15分でいいのです。
しかし、
15分あれば意外と多くのことができますよ!
例えば・・・、
読書なら十数ページ読めますし、
マラソンなら2キロ以上走れます。
ギターなら2〜3曲弾けますし、
スケジュール1日分ならじっくり立てられます。
どうでしょうか?
たった15分ですが、
「毎日続ければ、かなりの成果を出せる」
と感じていただけたのではないでしょうか?
ちなみに・・・、
15分間妥協せずに筋トレしたら
一発で筋肉痛になれますよ^^;
最初から無理をしないで、
1日15分と決めて習慣化に取り組んでみてください。
最初にガッツリやると、
そのぶん反動がきてしまいがちです。
できるだけ負荷を小さくして、
毎日続けることを目標にしてみてください。
また、その際には、
必ずその習慣化に取り組む
『目的』も明確にしておいてくださいね!
この目的が明確であればあるほど、
習慣化のモチベーションになりますし、
挫折しそうになった時のストッパーになってくれます。
一つ習慣になれば、自信もつきますし、
また次の習慣化に意欲的に取り組めます。
習慣化の効能について、
ウィリアム・ジェームズ(心理学者)はこう言っています。
「習慣が変われば人格が変わる。 人格が変われば運命が変わる」
習慣は強力に運命を変えてくれます。
あきらめていたことも実現できるようになるでしょう。
また、古くは論語にも似たような言葉が残されています。
『子日わく、性、相近きなり。習、相遠きなり。』
『孔子云う、「人間の本性は元々似たり寄ったりである。
決定的な差は習慣によってできてしまうのだ」と。』
良い習慣を身につけることは
『領域②(重要だが緊急ではない)』のタスクです。
今すぐ必要ではないため、
つい後回しにしてしまいがちです。
そうすると
いつまでたっても習慣は身につきません。
ぜひ、今日から、
いえ、今この瞬間から習慣化に取り組んでください。
まずは、習慣化に使う
『15分(1%時間)をどこに入れるか?』
から考え始めてくださね!
では、今回はこの辺りで失礼します。
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