【WLBコラム】『【第2条】自分だけの時間も記入せよ!』生き方改革vol14
WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
働き方改革をサポートするタイムマネジメントコーチの山本武史です。
先日から『生き方改革』についてシリーズで記事を書いております。
前回、『【第10条】真のレクリエーションを習慣づけよ!』で
自分を『再創造する』ということについてご紹介しました。
さて、このシリーズ記事も
いよいよ大詰めと呼べるパートに入ってきました。
「真のワークライフバランスを目指して、
僕たちは何をどうしていけば良いのか?」
という疑問に対して、
ここまで「時間の使い方」を通じてお伝えしてきました。
ここからは
『第五章 真のワークライフバランスを目指して』と題して、
・バランスという観点から見る
・今この瞬間を生きる
・目指すべき最終ゴールとは?
という3つの視点から
これまでの補足的な部分をお伝えしていきます。
まず、今回は『バランスという観点から見る』を
お伝えしていきますね。
では、本題です。
僕たちは、時間の使い方を見直す際に、
「この無駄な時間をなくしたいな」とか
「この作業をもっと早く終わらせたいな」などと、
つい日々の作業効率に目がいってしまいがちです。
しかし、真のワークライフバランスを実現しようと思うと、
これまでにお伝えしてきた通り、
『人生』という大きな時間軸に目を向ける必要があります。
『主体的な働き方改革が求められる』生き方改革vol7
でもお伝えしていますが、
改めて、バランスという観点から時間の使い方を見直してみましょう。
僕たちの時間の使い方を大きく分けると、
5つになるとお伝えしました。
1)睡眠
2)労働
3)食事&入浴
4)家事
5)〇〇タイム(24時間から「1~4の合計」を差し引いた時間)
上記の5つのブロックを大まかに決め、
そのバランスを見ていくことでワークライフバランスを
実現するヒントが見えてきます。
睡眠時間が少なく疲れが取れないならば、
それ以外のどこを減らして睡眠時間に当てるのか?
あるいは、
副業やボランティア活動などを行う時間が
捻出できないと悩んでいるならば、
どの時間をどのような方法で削減するのか?
家事の時間を減らす方法はないか?
様々な観点から見つめ直して見てください。
もちろん、この時間のバランスは
時と場合によって変わってきます。
若いうちは少々睡眠時間が短くても大丈夫でしょうし、
仕事に夢中になり労働時間が長くなることもあるでしょう。
また、育児期には家事が
ほとんどの時間を占めることになるでしょう。
大切なのは、
そのバランスを自分で決めていくことです。
もちろん相手がいれば、
自分だけの都合で事が運ぶなんてことはあり得ません。
どうしても、
他者の都合に合わせる場面もあるでしょう。
しかし、自分でとことん考え、工夫しながら、
納得できる時間の使い方はできるはずです。
この「自分で決めた自分の時間を生きている」という感覚が
ワークライフバランス実現のためにはとても重要なのです。
ぜひ、様々な角度から考え、
自分の時間を生きる工夫をしていってくださいね!
では、今回はここまでとさせていただき、
次回は『今この瞬間を生きる』についてお伝えします。