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山本武史

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山本武史(やまもとたけし) / コーチ

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コラム

【WLBコラム】『主体的な働き方改革が求められる』生き方改革vol7

2018年7月13日 公開 / 2018年7月15日更新

テーマ:生き方改革

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 働き方改革労働時間

WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
働き方改革をサポートするタイムマネジメントコーチの山本武史です。


先日から『生き方改革』についてシリーズで記事を書いております。



前回は、タイムマネジメント的に注目すべき3つの時代の潮流のうち
人生100年時代の到来』をご紹介しました。



今回は
『主体的な働き方改革が求められる』についてお伝えしていきます。



さて、働き方改革に向けて法整備も整いつつあります。
官民問わず、労働環境の見直しが盛んに行われています。



しかし、本当に組織側だけで働き方改革は完結するのでしょうか?


必要以上の残業をさせない、
あるいは、休暇を労働者のタイミングで取れるなどといった制度、
つまり、組織としての環境整備はもちろん必要でしょう。


しかし、それだけで働き方がガラッと変わるなんて思えません。



実際に働き方改革がらみの研修でお邪魔した企業では、

「残業ができなくなった分、仕事が遅れてお客様に迷惑をかけたことがある」
「仕事が早く終わるのはうれしいが、空いた時間で何をすれば良いか迷う」
「実は、早く家に帰りたくないんです」

といった声も聞かれます。



今まで仕事に当ててきた時間をどう使うのかは、
当然ながら働き手の方に委ねられています。


その時間をどう使うかがカギとなりそうです。



つまり、企業や組織の環境整備と合わせて、
働き手の時間の使い方を同時に変えていかなければいけないのです。



で、働き手の時間の使い方を変えていく上で
労働時間内だけで考えていくのではなく、
それ以外の時間も考えていくことがカギとなります。




このシリーズの最後の方にもお伝えしようと思っていますが、
僕たちの1日は24時間です。

この24時間を大まかなブロックに分けてバランスを見ていくと
わかりやすいと思います。



大まかなブロックとは、

1)睡眠
2)労働
3)食事&入浴
4)家事
5)〇〇タイム『24時間−(1〜5の合計時間)』

の5つです。



例えば僕の場合
1)睡眠=7時間
2)労働=8時間
3)食事&入浴=3時間
4)家事=2時間
5)〇〇タイム=4時間


しっかり睡眠をとって、規定時間働き、
そして、家事を2時間したとしても・・・、
まだ『4時間』も自由に使える時間があります。


さて、
『この4時間をどう使うか?』が
とても重要です。


僕の場合、この4時間は

・体力づくりの運動
・読書を含む学習
・趣味のアコースティックギター
・家族との会話

などにあてています。



もちろん、出張中や旅行中は
時間のバランスも使い方も変わります。


が、おおよそ、上記の5ブロックに分けると
とてもすっきり時間の使い方を考えられますので、
ぜひ、あなたの場合どうなるかを計算してみてください。



そして、その『〇〇タイム』に何をしているのか?

理想的な1日にするためには、
あるいは今後の自分のキャリアを考える上では、
どのようなことに時間をあてた方が良いのかも考えてみてくださいね!



さて、今回はここまでとさせていただき、
次回は『ますます必要とされる自己投資』について
ご紹介していきたいと思います。



では、今回はこの辺りで失礼します。

この記事を書いたプロ

山本武史

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山本武史(ポテンシャルビジョン)

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