番外編!【WLBコラム】こどもの「わかった!勉強する!」を引き出す魔法
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働き方改革をサポートするタイムマネジメントのプロ、山本武史です。
「専門職としての自覚を持って自己研鑽してほしいが、
なかなか前向きに捉えてくれない」
看護師向けコーチング研修後のアンケートでいただいた
その方ご自身の今の課題です。
看護師でなくとも同じような課題を抱えておられる管理職は
多いのではないでしょうか?
タイムマネジメントでも、
この「自己研鑽」はとても重要な位置付けにあります。
なぜなら、高度な専門知識や専門スキルは、
ミスを減らし、時間効率を高めてくれるからです。
例えば、何かわからない手技があったとしましょう。
その際、
「誰かに聞く」か「何かで調べる」ますよね?
あらかじめ学んでいれば、
その時間は無くせるか、最短時間で抑えられます。
が、一から十まで全部調べていては時間がかかります。
しかも、現場で差し迫った状態では、ミスも招きやすくなります。
ですので、
普段から仕事に必要な知識やスキルを学んでおくことは
時間短縮に直結するのです。
で、多くの管理職の方は、
後輩部下に「自己研鑽をしてほしい」と願います。
やっぱりミスはして欲しくないし、
これまで経験がなくてもパッと対応してくれたらうれしいですよね!
さて、自己研鑽を促すためにどんな声かけをしていますか?
直接「自己研鑽をしなさい」などと声かけしても
なかなか伝わらないですよね。
これは本当に難しいことだと思います。
が、現実として、
自己研鑽云々の話をしていない部下後輩であっても、
進んで学んでいる人もいますよね?
この違いは一体どこにあるのでしょうか?
人それぞれ理由は違うとは思いますが、
僕がこれまで研修やコーチングで見て来た方々から結論づけると、
『働く目的』が明確な人ほど、自己研鑽をしている印象があります。
さらにいうと、大きな『目的』だけでなく、
自分の今後の『キャリアプラン』が明確な人も同じです
つまり、「自己研鑽しなさい」と直接的な話をするより、
「将来どうなりたい?」といった風に人生全体を問うのもいいと思います。
そこから『働く目的』を見つけ出し、
『キャリアプラン』も考えてもらえるように促しましょう。
そこから引き算して、
「今の自分には何が足りないのか?」
「何を身につければいいのか?」
が見えて来ます。
見えて来たら、自分のためですから、
前向きに自己研鑽に励んでくれるんじゃないでしょうか。
ただ、時間もかかるでしょうし、
人それぞれ反応は違うでしょうから、
焦らず、じっくりと後輩部下と向き合ってみてくださいね。
そして、コミュニケーションを取る際には、
ぜひ下記の記事も参考にしてみてください↓
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では、今日はこの辺りで失礼します。