【WLBコラム】毎日有終の美を飾ると幸せになれそうじゃないですか?
WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
働き方改革をサポートするタイムマネジメントのプロ、山本武史です。
今日はこどもの中学校入学周知会に参加してきます。
こどもの成長って早いですね!
でも、一方で、
「まだまだ幼いな」と感じることもあります。
で、つい、手出し口出ししちゃうんですよね^^;
結果、こどもは自分でできるのに、
わざわざ親に頼むようになってしまったり・・・。
極端にいうと『依存』させちゃうんですよね。
中学生にもなったのなら、
きちんと自分でできることは自分でしてもらうように、
あえて突き放すことも必要なんじゃないかなと思います。
さて、前置きが長くなりましたが・・・、
今日は『看護師のためのストレスマネジメント』というテーマで
お話ししていきたいと思います。
ところで・・・、
あなたにとっての『ストレスの種』って何ですか?
無理難題を押し付ける上司?
何度言っても理解しない部下?
無愛想なドクター?
いちいちうるさい患者?
不規則な勤務時間?
何かと不便な職場環境?
ミスが許されないプレッシャー?
細かいところを具体的にあげつらっていけば
キリがないかもしれませんね^^;
ですが、抽象度を上げていけば、
究極的にはこんな状態になった時、
ストレスを感じるのではないでしょうか?
『何ともならないことを、何とかしなければならない』
例えば、
自分の能力ではできそうもない仕事を頼まれたり、
相手が理解してくれそうにないのに話をしなければならないとか、
あるいは、
過去のミスを何度も責められ、
そのミスを無くしてしまいたいと思った時など、
何ともならないことはわかっているのに、
それを何とかしなければならないと思った時、
僕たちは大きなストレスを感じるのではないでしょうか。
で、『何ともならないこと』の代表格はこの二つです。
1)他人を変えること
2)過去を変えること
この二つのことを何とかしようとすればするほど、
ストレスは溜まっていきます。
溜まりすぎないようにガス抜きが必要ですが、
これら二つのことについて嘆くことを
世間一般では『愚痴』と言います。
ちゃんと聞いてくれる人がいればガス抜きにもなるでしょうし、
少し気分も落ち着いて前向きになるでしょう。
時折、愚痴をこぼすことも大切だと思います。
が、愚痴をこぼしただけで問題は解決するでしょうか?
解決はしませんよね?
同じことに直面すれば、
同じようにストレスは溜まっていきます。
では、どうすればストレスを減らすことができるのでしょうか?
最初にしてほしいことは、
『発想を変える』ってことです。
^^^^^^^^^^^^^^
愚痴の典型的な語り口として
「まったく、あの〇〇さんときたら・・・(怒)」
「何で、こんな私に・・・(悲)」
などがあります。
これって、言ってしまえば、
「あの人が悪い」
「私はかわいそうなのだ」
という主張なのです。
これらを主張したところで、
現実は変わりません。
ですので、
次のように発想してほしいのです。
『これから、どうするか?』
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
どんなに小さな1歩でも構いません。
何か、具体的な行動策を考えて実行してみてください。
その行動策は、
すべて自分でコントロールできることにしてくださいね。
「相手に分からせる」など、
相手が関わるものはナシにしてくださいね。
例えば、
「嫌なあの人が来てもあいさつだけはきちんとしよう」とか
「自分の気持ちは正直に伝えよう」とか。
その結果、どうなるかは分かりません。
解決の方向に進むかもしれませんし、
そうでないかもしれません。
が、そこよりも、
自分が決めた行動策をきちんとできたかどうかについてのみ、
自己評価してみてください。
できたとしたら、
何が良かったのか?
さらによくするためにはどうするか?
できなかったとしたら、
何がネックだったのか?
それでも本当にする必要があるのか?
など、自分のコントロールできる範囲で
振り返りをしてみてください。
これを繰り返すことによって、
相手がどうであろうと気にならなくなります。
また、自分のできることが広がっていき、
結果として、相手への影響力も大きくなります。
ある意味、自己中心的ですが、
仕事が他者貢献一辺倒なものだけに、
少しは自分を中心に据えて考えることも必要ではないでしょうか。
あなたが過度なストレスから解放され、
心が落ち着き、笑顔で周りに接することで、
救われる人もより多くなっていくと思います。
ぜひ、試してみてくださいね。
それでは、今日はこの辺で失礼します。