【WLBコラム】職場全体で大きな成果をあげる時短術
こんにちは。
WLBコラムをご覧いただき誠にありがとうございます。
タイムマネジメントのプロ、山本武史です。
さて、前回から崩れないスケジューリングのコツ10カ条をお伝えしておりましたが、
今回は、その第2弾をお届けします!
また、今回のコツ(第2条)は
「他人の予定に振り回されないコツ」でもありますので、
頼まれた仕事が断れないでお困りの方にもお勧めです。
ぜひ、じっくり読んでお試しくださいね!
さて、では、今回のコツは・・・、
『自分一人の作業も予定に入れておく』
たったこれだけ!
「なーんだ、そんなことか」と思われるかもしれませんが、
実は、これも前回同様、実践している人が意外と少ないのです。
あなたはどうですか?
相手のある仕事、つまり会議や訪問または来訪の予定だけ書き込んで、
自分の仕事は書き込んでないってことないですか??
なぜ、自分の仕事を書き込むのか?
それは、単純に、「何」を「いつ」やるのかを明確にするためです。
締め切りや作業工程の進み具合に合わせて予定を組むと思いますが、
その結果をきちんと「手帳に書き込む」というアウトプットをして欲しいのです。
その結果、誰かに仕事を急に頼まれたとしても、手帳を見て優先順位を決めて
「受けるか否か」、「受けるとしたら、いつやるのか」を決めやすくなります。
予定が空いて入れば(実際にやることがあっても手帳が空白なら同じです)、
そこに仕事を入れてしまいがちです。
これは、仕事を頼まれやすい人ほどやってしまうことです。
つまり、やるべきことのアウトプットとしてだけでなく、
予定をブロックするって意味も込めて、一人の仕事も入れておくべきなのです。
とはいえ、自分の仕事のみを優先すればいいってことではありませんよ。
自分一人の作業と、頼まれた仕事との優先順位をつけやすくする、
そして、断るときにもきちんとした理由がある状態にするってことです。
自分一人の仕事は、黙々と進めることも多く、
得てして充実感を感じにくいこともあります。
それを見える化して、例えば終わったものから順に消していくようにすれば、
「終わった」という完了感が得られ、次の仕事に気持ちよく取りかかれます。
今までやっていない方は「めんどうだな」と思うかもしれませんが、
仕事を頼まれやすい方、つい他の人との約束を優先して残業してしまう方は、
ぜひ実践してみてください。
ちなみに・・・、
これだけで、それ以前の残業時間の50%以上をカットした方もいます。
では、今回はこの辺りで失礼します。
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