【コロナ倒産】これからますます増える?そんな時代に僕たちがするべきこととは?
「部長からは有給休暇を消化するようにと言われますが、
職場の状況を見るとなかなか取りづらいのが現状です。
病気やケガなど仕方ない事情ならともかく、
こどもの運動会や発表会などの学校行事や家族旅行では
有給休暇を申請しづらいです。
それがストレスにもなっていますが、仕方のないことですよね。」
ある企業研修のグループワーク中に出てきたご意見です。
さて、あなたの職場ではどうでしょうか?
働き方改革が声高に言われている現在、
有給休暇の取り方も以前とは変わってきているようです。
僕がこどもの頃は小学校の参観日に父親が来ることなどは稀で、
せいぜいPTA会長か、たまたまお休みの方くらいでした。
が、今は、保護者の3割以上は父親です。
運動会はもちろん、音楽会もお父さんの姿が目立ちます。
おそらく有給休暇を取得されているのでしょう。
また、PTA役員を引き受けてくれているお父さんの中には、
PTA活動のために有給休暇を取ってくれる方もいます。
実は、冒頭のようなご意見は少数派になりつつあるのです。
今は、ワークライフバランスの実現という観点からも
育児休暇や上記のようなこどものイベントに合わせた休暇が
取りやすい風潮になっていると思います。
(企業規模や経営者の考え方によってはそうでないところもあります)
確かに、こどものイベントは大切でしょう。
その学年、その季節、その日のこどもの姿はもう二度と見られませんから。
しかし、だからと言って、
重要な仕事をほっぽり出していいかというとそうではありませんよね?
だからこその『タイムマネジメント(時間管理術)』なのです。
こどものイベントに参加するために、
重要な仕事をいつ、どのように行えば支障がないかを考え、
それをスケジュール化していきます。
大切なものを大切にできるように時間の使い方を考えるのです。
その「大切なもの」については、
『【WLBコラム】ワークとライフのバランスって、どこで取るのですか? vol1』で
下記の3つですとお伝えしました。
(記事はこちらからお読みいただけます)
1)価値観:今まで何を大切に生きてきて、これから何を大切に生きて生きたいのか?
2)人生の目的:周りの人々にどんな影響を与える人になりたいのか?
3)役割:どんな役割を担っていて、それぞれ何を果たすべきなのか?
それに付随して、
『大切なライフイベント』を決めていくことが大切です。
ライフイベントとは、結婚、出産、入学、卒業などもそうですし、
運動会、発表会、参観日なども含んで、詳細に見つめることをお勧めします。
こどもに関わる全てのイベントをもれなく見守ることは難しいでしょう。
何が大切で、何をあきらめるのか、
自分の人生とこどもの人生を考えた上で、
また、価値観や人生の目的、役割を照らし合わせた上で、
決めていきましょう!
では、今回はこの辺りで失礼します。