育児・介護休業法と給付金の改正
プロ野球の2024シーズンが開幕しました。昨年を振り返ると、阪神タイガースが18年ぶりのリーグ優勝、さらに1985年以来38年ぶりとなる日本一を成し遂げたことが話題を呼んだことが記憶に新しいところです。パ・リーグではオリックス・バファローズが3年連続で優勝。両リーグで関西勢が強さを見せつけた印象です。今年は他チームの巻き返しはあるのでしょうか。
世間的にもコロナ禍からすっかり脱し、球場に足を運んで選手たちを直接見たいと考える人は多いようです。取引先が野球好きなら、球場で接待すれば喜んでもらえること請け合い。しかも自社の年間シートであれば、羨望とともに企業の信頼感アップにもつながるものです。
年間シートは、東京ドームであれば2階最上段の22万4千円から、バックネット裏バルコニーで327万6800円のロイヤルウイングまで、複数の種類が用意されています。このシートは接待目的のための購入であれば税務上は交際費として扱われます。他の交際費と合わせて年間800万円までなら損金にできるので、多くの中小企業が全額を経費にできると考えてよいでしょう。
また年間シートを主に社員が使うのであれば、福利厚生費として全額損金算入が可能です。一方、役員が独占して使用すれば、それは役員報酬と判断され、損金にできません。税務調査で痛くもない腹を探られないために、取引先との観戦時では証拠となるような写真を一枚でも撮っておくといいでしょう。
<情報提供:エヌピー通信社>