花粉症あるある、気づかないうちに起きている花粉症症状とその副作用
花粉症でお困りの方をレスキューする
まちかど糖尿病指導薬剤師 笠原友子です^^
花粉症の方をレスキューしようと言うのに
糖尿病ってなに?!ってお考えの方もあるかと思います。
あまり知られてはいませんが、
実は、深~い関係があります。
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まずはじめに、今回は私の「経歴」を
簡単にお話しさせてください。
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●京都府生まれ・丹後地方育ち
→結婚を機に能登半島へ
→近所の町立病院に赴任する外科医たちが
論文を書くために来ていることを知り
田舎生活は探求場所の確保と心を改める
→3ポイントシュートを狙うべく
環境の良い田舎で暮らしつつ
足しげく情報収集に出歩く
●1980年代~1990年代
→幼いころから病弱で、
猫好きが原因で高校生の時に喘息発症
1人目の妊娠で重度の妊娠中毒症を患い
親子で生死の危機に
●1991年妊娠6か月の時にテナントに出店
→喘息も出産後の肝臓腎臓の弱りも
薬局店頭での漢方薬と栄養素補給、
そして生活改善で克服
→さらに3人の出産経験を経たところで
薬局店頭で相談を受けた男性が、
幼い二人の娘をのこして
糖尿病が原因で亡くなりショックを受ける
●1996年 国道沿いに笠原健招堂薬局を開設
→薬局健康相談を本格化させる
●1996年から生活習慣病対策
→華僑陳昆霖氏の主催する「薬用人参研究会」に参加
高麗人参紅参(こうじん)を中心として
全国から参集する医師の研究発表に学び
全国から参集した薬剤師と生活習慣病対策を考える
→当時約4トンの脂肪を落とし
医師とともに活動開始していた友人に
肥満対策理論の教えを受ける
→同時期に米国栄養士アデル・デービスの
栄養学を学ぶ
●2000年薬局店頭でのダイエットを開始
→店頭での糖尿病対策開始
『健康ダイエット』と銘打ち
糖尿病患者を対象にダイエットを始めるが
来店客の約半数が太っておらず悩む
●2003年
→栄養理論実践を始める
●2012年
→10年間の糖尿病との取り組みを出版
「糖尿病は栄養を取れば健康に戻る」(経済界)
薬剤師による薬局店頭での生活習慣病指導と
薬局店頭での検体測定室開設に向けたなど糖尿病対策に向けた
厚生労働省の法改正のきっかけ本となる。
→2014年電子書籍化
→2015年韓国で翻訳出版
●2015年大学院入学
→修士課程は金沢大学包括的代謝学
→博士課程を同大学先進予防医学研究科
地域住民の健康調査をする公衆衛生学教室に在学中
●1997年~地域の小中学校の学校薬剤師となる
→薬物乱用防止教室のみならず
「小学生にもわかる健康教室」を実施
わかりやすいとの定評を受け
介護の現場から教師、大学薬学部卒業生、歯科医師会にいたるまで
各団体から講演依頼を受ける
そして、現在に至ります。
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私が相談薬局の薬剤師として活動しよう!
と思い立ったきっかけは
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最初は、
「本当に必要に迫られて」
でした。
薬局薬剤師として活動しだしたのは
結婚後、配偶者の実家の薬局の
手伝いに入ったことから。
1人目の出産ですっかり体を壊し切り
それでも自分自身の手で長女を育てたい。
そう思ったからです。
長女は私のお腹の中で
体重が急激に5分の1減った状態で生まれて来たうえ
私自身は緊急手術で出産した当時
命が助かっても透析は免れられない、
とまで言われた状態でした。
妊娠ごとに一日蓄尿をしては検査を受ける日々。
1人目の出産時に
山登りで鍛えた筋肉は
絶対安静と無塩食ですっかり取れてしまい
その上、あまりにも田舎に嫁いできたせいで
専門医がおらず
喘息の発作のたびに
これで終わるのかと思いながら過ごす夜
今でこそ禁煙場所も設けられていますが
当時は分煙すらない時代です。
喘息の薬を飲むと
副作用で体が震え動悸し胸は痛くなって
仕事になりません。
ふつうに深呼吸をしたい(できなかった)
ふつうにラーメンも食べたい(湯気でむせるうえ塩分超過)
みそ汁をすすりたい(塩分制限)
ずっと、そう思っていました。
相談薬局と言うスタイルは、
体調をお尋ねしても
封建的な田舎のせいか理解されず
「この女郎が!医者でもないくせに!」
それでも
テナントに出店し、
レジのたびに養生法をお伝えしていくうちに
薬局で健康の相談をする
と言うスタイルが定着して来ました。
したがって、皆さんの中では
薬局薬剤師と言うと、調剤薬局の薬剤師を思い浮かべがちと思いますが
私の薬剤師像は、調剤もする相談薬局の薬剤師です。
それも糖尿病をはじめとする生活習慣病対策を行う
「まちかど糖尿病指導薬剤師」です。
生活習慣病の処方薬を服用し続け
服用薬が増え続ける患者さま方を見るにつけ
必死で健康をつかもうと努力している人がいる中で
生活習慣で自ら病気になっていく人々がいる
なんともったいない。
原因となっていることに感づきながら
気づけないでいることも一因
からだは薬でできていないから
改善するためには体の原料が必要
これを小学生にもわかるように伝えたい。
そう思ったのです。
病院に行くまでもない症状や
病院に行っても改善しない不定愁訴を
一つ一つ改善させ
近所の町立病院からは
入院患者や外来患者の不定愁訴の改善に
患者の紹介を受けるほどで
書籍に紹介している妊娠糖尿病患者も
その一人です。
このように生活習慣病、特に糖尿病にかかわっている中で
今ここで、花粉症改善の提案をするのには
理由があります。
そして漢方では、鼻と肺は同じ場所と見ますし
医学的にも、鼻と肺は「気道」でつながっています。
これらの話は、順にこの後のコラムでお伝えすることにします。
少しでも、今より一歩でも
お薬をすくなく、快適に過ごしていただきたい。
途中、分からないこと等ありましたら
どうぞ気軽に、質問してください^^
これまでの経験を活かして
「相談しやすい近所の薬局のおばちゃんのような立ち位置」
で、アドバイスさせて頂きます。