中古住宅購入の流れと注意点
家は大きな買い物です。新築か中古か迷う時、同じ地域で同じような広さの場合、どちらがお得な買い物でしょうか?
築浅物件ではお得感が低い?築年数や広さ、間取りを検証
首都圏で見てみると、新築と築5年以内の中古物件では200〜300万円の差があります。築6〜10年以内で700〜800万円。築年数が新しい中古物件の場合、大幅な価格の違いは見られません。これはどの地域でも共通して言えることで、お得感の出る中古は築11年以上の物件です。
金沢市エリアで広さの条件がほぼ同じである場合、新築と中古でどのような違いが出てくるでしょうか?やはり築年の新しい物件や立地条件の良い物件だと、新築とほぼ同じ価格帯であることも多いようです。
建物の面積は、新築より中古の方が広めである場合が多く、複数の個室をもつ間取りを持っているのも特徴です。個室を解放してゆとりのLDKを実現するリノベーション、壁付けタイプや独立型のキッチンを対面型する楽しみもあります。
またリフォーム済みの物件も珍しくないので、リノベーション費用にウエイトをかければ、好みに近い雰囲気の家が手に入るかも知れません。
新築で低価格と思ったら!意外に必要なプラスアルファの費用
新築なのにこの値段!?と一目見て惚れ込んだものの、生活に必要なものを足していったら、あっという間に予算オーバー!などということもありえます。
中古物件には照明やカーテンレール、網戸、テレビアンテナなど、一通りそろっていることも多いので、比較検討しながら探してみましょう。
家を選ぶ時に、通勤・通学や買い物などの利便性、駅やバス停までの距離を優先したい方も多いと思います。
さらには周辺環境も大切な要素です。中古住宅の場合、周辺環境が既に確立されていることが多いので、いざ生活をはじめてから感じる「こんなはずではなかった」が、少ないと言えるかもしれません。近隣の様子は新築、中古に関わらず、物件の魅力を左右する大切な要素です。